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40代で判明!正常眼圧なのに目の病気!?強度近視の私に下された診断とは【体験談】

20代のときにレーシック(レーザーを角膜に照射させることによって、近視や乱視、遠視を改善する視力回復手術)を受けた私。40代になったある日、友人との会話をきっかけに緑内障検査を受けることに。そこで予想外の診断が下ったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師田辺直樹先生

田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。
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レーシック後の視力変化と油断

もともと強度近視だった私。小学生のころに眼鏡をかけ、中学生になるとコンタクトレンズ。それから眼鏡やコンタクトレンズが欠かせない日々を送っていました。そして20代のころに思い切ってレーシックを受け、それから近視とは無縁の生活でした。

 

レーシックといえど万能ではないので、私の視力は年齢とともに徐々に下がっていきました。手術後は1.2ほどあった視力も、今は0.7くらい。ですが、日常生活や運転には支障はないので、問題なく過ごしていました。

 

友人の話から気付いた緑内障検査の必要性

ある日、友人とランチをしたときのこと。友人の妹が「40歳で緑内障(目と脳をつなぐ視神経に障害が起き、徐々に視野障害が広がっていく病気)になって驚いた」という話をしていました。私も興味深く話を聞いていましたが、ふと私自身も最近眼科に行っていないことに気付きました。健康診断での視力検査は毎年していますが、緑内障の検査はしたことがありません。

 

そこで翌日、私は眼科へ行きました。ラジオCMで「40歳を過ぎたら緑内障の検査を」というのも聞いていたこともあり、「一応検査を受けておこう」くらいの軽い気持ちでした。

 

 

予想外の検査と衝撃の診断結果

そして検査開始。「眼圧を見ればわかるのかな」程度に思っていましたが、緑内障の検査で使われるものは今まで見たことのない機械ばかり。いくつもの検査を終え診察に呼ばれると、なんと診断は「正常眼圧緑内障」。眼圧は正常範囲にもかかわらず、視神経が弱ってきており、緑内障という診断でした。

 

緑内障は、強度近視の人に多いようです。軽い気持ちで受けた検査で、まさか緑内障の診断が下るとは……私は大きなショックを受けました。今後は視野検査(真っすぐ前を見ている際に上下・左右・前方、どの程度の範囲が見えているかを調べる検査)をし、目薬などの治療に移る予定です。

 

まとめ

私は今40代前半ですが、緑内障というは高齢の人の病気だと勝手に思っていました。大きな自覚症状もなく、眼圧も正常なので、通常の眼科検診では気付くことができません。今回、たまたま私が緑内障の検査を希望したことで、悲しいですが見つかってよかったと考えています。自覚症状がなくても定期的に検査を受けることが大切だなと、痛感した出来事でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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