レーシック後の視力変化と油断
もともと強度近視だった私。小学生のころに眼鏡をかけ、中学生になるとコンタクトレンズ。それから眼鏡やコンタクトレンズが欠かせない日々を送っていました。そして20代のころに思い切ってレーシックを受け、それから近視とは無縁の生活でした。
レーシックといえど万能ではないので、私の視力は年齢とともに徐々に下がっていきました。手術後は1.2ほどあった視力も、今は0.7くらい。ですが、日常生活や運転には支障はないので、問題なく過ごしていました。
友人の話から気付いた緑内障検査の必要性
ある日、友人とランチをしたときのこと。友人の妹が「40歳で緑内障(目と脳をつなぐ視神経に障害が起き、徐々に視野障害が広がっていく病気)になって驚いた」という話をしていました。私も興味深く話を聞いていましたが、ふと私自身も最近眼科に行っていないことに気付きました。健康診断での視力検査は毎年していますが、緑内障の検査はしたことがありません。
そこで翌日、私は眼科へ行きました。ラジオCMで「40歳を過ぎたら緑内障の検査を」というのも聞いていたこともあり、「一応検査を受けておこう」くらいの軽い気持ちでした。
予想外の検査と衝撃の診断結果
そして検査開始。「眼圧を見ればわかるのかな」程度に思っていましたが、緑内障の検査で使われるものは今まで見たことのない機械ばかり。いくつもの検査を終え診察に呼ばれると、なんと診断は「正常眼圧緑内障」。眼圧は正常範囲にもかかわらず、視神経が弱ってきており、緑内障という診断でした。
緑内障は、強度近視の人に多いようです。軽い気持ちで受けた検査で、まさか緑内障の診断が下るとは……私は大きなショックを受けました。今後は視野検査(真っすぐ前を見ている際に上下・左右・前方、どの程度の範囲が見えているかを調べる検査)をし、目薬などの治療に移る予定です。
まとめ
私は今40代前半ですが、緑内障というは高齢の人の病気だと勝手に思っていました。大きな自覚症状もなく、眼圧も正常なので、通常の眼科検診では気付くことができません。今回、たまたま私が緑内障の検査を希望したことで、悲しいですが見つかってよかったと考えています。自覚症状がなくても定期的に検査を受けることが大切だなと、痛感した出来事でした。
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著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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