和風食材でアヒージョを
BSテレ東『和田明日香とゆる宅飲み』で料理研究家・和田明日香さんが披露した「ねぎじゃこアヒージョ」に挑戦!
和風食材のイメージがある、ねぎとじゃこをアヒージョにするのは、ありそうでなかった組み合わせです。
果たしてどんな味に仕上がるのでしょうか。番組公式Instagramを参考にしながら作ってみました。
和田明日香さん「ねぎじゃこアヒージョ」の作り方
材料(2〜3人分)
- 長ねぎ…2本
- にんにく…1片
- ちりめんじゃこ…30g
- オリーブオイル…150ml~
- ハーブ塩…適量
- パン…適量
オリーブオイルの量は使用する鍋の大きさによって調整してくださいね。
作り方①具材の準備をする
長ねぎを4〜5cmの長さに切り、にんにくをスライスしましょう。
長ねぎの青い部分も使用しました。
作り方②具材を入れる
鍋に①とじゃこを敷き詰め、ねぎが半分浸るくらいまでオリーブオイルを入れてください。
番組では直径約16cmの小鍋を使用していましたが、我が家のものは少し大きいものだったよう。
同じように大きめの鍋しかない場合は、ねぎを短くカットすると隙間なくキレイに敷き詰められそうです。
作り方③加熱する
弱めの中火で長ねぎがとろとろになるまで、火を通しましょう。
目安は10分。じゃこがオリーブオイルに浸るようにするとカリカリになりますよ。
煮えるにつれて、縦に並べた長ねぎが倒れましたが、ひっくり返さずに焼くことで食感の違いが楽しめるそうです。
作り方④パンをトースターで焼く
火を通している間にパンの準備をしましょう。
好みの厚さにスライスし、トースターで焼いてください。
今回はバゲットを用意しました。
ねぎとオイルをパンにのせ、ハーブ塩をふっていただきましょう!
【実食】ねぎの甘み過去イチ!旨みあふれる逸品
まだぐつぐつと煮えたぎっているので、同じようにフライパンやスキレットを使っている人は注意してくださいね。
キューッと音を立てて煮えていた長ねぎはとろっとろ!口のなかに入れると驚くほどの甘みが感じられました。
今まで鍋の具材として食べていた長ねぎも甘さがありましたが、それ以上に自然な甘みが引き立っています。
高温でじっくり加熱したおかげでしょうか。
ところどころに入った焦げには、香ばしさも。
カリカリのじゃこは噛むほどに奥深く、長ねぎとの相性も抜群!
口の中でじわじわと旨みが広がり、これまでのアヒージョにはない新しい感動を覚えました。
今までアヒージョを作るときは、加熱過程で塩を入れていましたが、食べるときにハーブ塩を振ったことで塩味が舌にダイレクトに伝わってきます。
なるほど、こうすればよかったのか。
旨みが溶け込んだオイルをたっぷりバゲットに付ければ、どんどんワインが進みます。
ビールにも合いそうな味わいで、家族も「うまい、うまい」と夢中になって食べていました。
残ったオイルはパスタにアレンジ
残ったアヒージョで作ったパスタも絶品。
パスタの茹で汁でオイルを乳化させ、ハーブ塩で味を調えるだけで本格的な一皿に仕上がります。
ねぎとじゃこの香ばしい風味が口いっぱいに広がり、オリーブオイルのコクと絶妙にマッチ。
ゆっくり火を通した具材の旨みがオイルを通してパスタにしっかり絡み、いつものペペロンチーノでは味わえない深みを感じました。
アヒージョはあえて少し残して、翌日はパスタで楽しむのが正解です!
お好みで鷹の爪を加えて、ピリッとしたアクセントをつけるのも良さそうですね。
何回でも食べたくなる中毒性のある一皿でした。
シンプル具材で絶品アヒージョ
和田明日香さんの「ねぎじゃこアヒージョ」は、具材の旨みが最大限に楽しめる、ワインの進む味。
手軽に手に入る材料なので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。