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「プレゼントはもらって当たり前?」SNSでも話題!クリスマス前に教えておきたい大切なこととは?

毎年クリスマスになると、サンタクロースや祖父母、親戚などからたくさんのクリスマスプレゼントをもらうでしょう。子どもが喜んでいる様子を見るのは嬉しいけれど、こんなにも簡単に欲しいものを手に入れて良いのか? これが当たり前になってしまわないか? 物を大切にしない子になったら……と心配になったことはありませんか?

プレゼントがもらえるのは当たり前ではない、ということを子どもに教えるには、どうすれば良いのでしょうか。

本を通じて「贈る」という経験をしてみると……。

 

ブックサンタとは?

今回ご紹介するのは「ブックサンタ」という取り組みです。ブックサンタとは、全国のさまざまな境遇にいる子どもたちに本を贈るプロジェクトのこと。本を贈りたいと思った人が提携している書店で本を買うと、子どもたちや支援団体にその本がプレゼントとして届きます。

 

ブックサンタに参加するには、提携書店かブックサンタ用のオンライン書店で贈る本を選びましょう。提携している書店は、2024年12月時点で1,868店舗。近くに提携店舗がない人は、オンライン書店で購入することも可能です。

 

贈る本の条件は「プレゼントとして楽しめる本」であること。お気に入りの本や思い出に残っている本などを、子どもと一緒に選べるといいですね。


提携書店の場合、レジで「ブックサンタに参加したい」と伝えて購入すれば、あとは運営事務局が年齢や好みに合わせて本を分類し、必要とする子どもたちに届けてくれます。

 

どこかで誰かが、自分は選んだ本を手にし、楽しく読んでくれているかも……と、そんな話を子どもとするのもいいかもしれませんね。ブックサンタに参加するともらえる参加証に記載されている限定ページから「受け取った子どもたちの感想」も知ることができます。

贈ることで感じる幸せとは?

 

2024年12月10日時点で集まった本は75,595冊とのこと。その後もブックサンタはまだまだ広がりを見せているようです。最新の情報はNPO法人チャリティーサンタのXアカウントで見ることができます。

 

SNSでブックサンタに参加した人の投稿を見てみると

「選んでいるときに幼いころの思い出がよみがえって、幸せな気持ちでお会計ができて最高だった」

「どの本を贈ろうか、悩んでいる時間が楽しかった!」

という声もたくさん見られました。もらうばかりでなく「贈る」という経験は、きっと子どもの記憶にも残るでしょう。

 

 

クリスマスプレゼントがもらえるのは当たり前ではないこと、そして人の幸せを願うことの大切さを学ぶためにも、ブックサンタはとても貴重な機会です。

 

欧米ではチャリティの文化が根付いており、それぞれが自分のできる範囲で当たり前のように参加しています。日本でも浸透しつつあるものの、災害が起きたときなどがほとんどで身近にあるとまでは言えません。チャリティ活動を知るきっかけにもなるのではないでしょうか。

 

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