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「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

進学先やバイト先、さらには付き合う男性や友だちのことまで、うるさく口出ししていた母。就職と同時に実家を離れた後も、母の過干渉は続きました。しかし、私が結婚し自分の家庭を持ったことで、連絡を取る機会が減少。これからは自分で自分のことを決められる……そう思っていた私に降りかかった、驚きの出来事を紹介します。

 

友だちとの付き合いや進路に口を出す母

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

 

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

「もう親の言いなりにはなりたくない」36歳になっても口出ししてくる過干渉な母から自由になれた瞬間

 

何をするにもずっとついて回った母の過干渉。子どものころから「あの子と付き合わないように」「テストは100点を取らなければ0点と一緒」など、毒親ぶりを発揮していました。進学にあたっても「進学先はA高校しか認めない」「家から通える国立大学に進学しなさい」。さらに大学進学後は「医療系の国家資格を取りなさい」「バイトは家庭教師か塾講師しかダメ」と、娘である私に多くのことを求めてきました。幸い学ぶことが好きだった私は「ちょっと口うるさいな」と思う程度で、当時はそれほど気にしていませんでした。

 

「うちの親、おかしいかも……?」と気付いたのは、社会人になってから。そのころの私は、大学で看護師・助産師の資格を取得。そしてやっと家を出て、両方の資格を生かして出身大学の附属病院に助産師として就職しました。しかし、社会人になっても、母は同僚の話をしただけで「Aさんと付き合うのはやめなさい」といった状態です。異性との付き合いに関しても「そんな仕事の人はやめなさい」など毎回すごい騒ぎです。私が言い返すと「親不孝者!」とキレて話になりません。

 

 

結婚を機に母から解放!…のはずが

そんな中、私はマッチングシステムで出会った隣県に住む男性とスピード婚をすることに。学歴や職業などが母のお眼鏡にかなっていたのか、特に反対はありませんでした。私は仕事を辞めて実家のある県を離れ、夫が住む隣県へ引っ越しします。夫はとても自由な性格です。そして義両親も、そんな息子をいつも応援する姿勢を取っていました。夫の人柄はもちろんですが、義理の家族の関係性が私の理想そのものだったことも、結婚の決め手です。

 

その後、私は3人の子どもを出産。母に干渉されたくなかったため、うまいこと理由をつくって3回とも里帰りせず義母に家に来てもらうことで産後を乗り切りました。家庭を持ち、誰からも干渉をされることなく生活できると思っていた私ですが、36歳になり、社会復帰を考えていたタイミングでまたも母との間にトラブルが発生します。

 

求人情報を見ていた私が目を止めたのは、保育園の体調不良児をメインでお世話する看護師の仕事。しかも、同じ保育園に0歳の末っ子を無料で預けながら働けるというのです。勤務先は、なんと以前イベントに参加して「子どもを通わせたい」と思っていた保育園。すっかりテンションが上がった私は過去の過干渉をすっかり忘れ、母との電話で「保育園の看護師の求人が気になっている」とポロっと言ってしまいました。すると母はいきなり「助産師の資格を持っているのに、そんな仕事はあなたには合わない! やめておきなさい!」と怒鳴ってきたのです。

 

子離れしない両親へ出した私の答え

電話越しに聞いた母の怒鳴り声に、私は一瞬萎縮しそうになります。しかし、夫や義両親と過ごすようになり、自分自身も子育てをするようになってから、私は「子どもの決断を尊重できない親の言いなりにはなりたくない」と強く思うようになっていたのです。怒り続ける母に対して、私は「それは私が決めることだから」とキッパリと返して、電話を切りました。

 

1時間後、今度は父から電話がかかってきます。父は昔から母の言いなりです。きっと「保育園に就職しないように止めて」などと母に言われたのでしょう。「保育園は思っているより大変だよ」「ほかの仕事にしたほうがいいんじゃない?」と諭してきます。私はうんざりしながらも同じように「意見としてはありがたく聞くけど、自分で決めたいから」と返しました。私の毅然(きぜん)とした態度に驚いたのかもしれませんが、父や母から折り返し電話がかかってくることはありませんでした。

 

その日の夜、昼間にあった出来事を夫に報告。過去の親子関係を知っていた夫は、ややあぜんとしつつも母や父に言い返したことを褒めてくれました。

 

まとめ

結局保育園の仕事は、迷っている間に求人がなくなってしまい応募することなく終わりました。しかし「新しいことをしたい」という思いがあり、今ではママライターとして働いています。母は「助産師の資格を使わないなんて」と思っているようですが、あれから仕事について干渉してくることはなくなりました。

 

私の人生は私のもの。最大の理解者である夫を味方につけて、これからは母から干渉されることなく自由に暮らしていきたいです。また、私自身も3人の子どもたちの決断を尊重できる親でありたいと感じています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:水島 なつめ/30代・ライター。筋トレ狂いのマメな夫、2019年生まれの男の子、2021年・2023年生まれの女の子、猫4匹と生活中のママ。趣味のカラオケがしたいけどなかなか時間が取れず、常にじれったい思いを抱えている。

マンガ/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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