授乳が激痛…しこり・白斑等おっぱいトラブルの対処法を助産師が教えます

2018/10/02 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、おっぱいに白斑やしこりができて授乳時に激痛が走るというママからのご相談です。

おっぱい(母乳)トラブルのイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、おっぱいに白斑やしこりができて授乳時に激痛が走るというママからのご相談です。

 

Q.右胸に白斑ができてしまい、授乳が激痛です

昨日の夕方、右胸にしこりと白斑ができてしまいました。

 

しこりを圧迫しながら搾乳したところ、白斑部分から分泌があり、しこりは解消されました。今は白斑だけが残ってしまっているのですが、痛みがあります。ワセリンを塗ってラップで保護していますが、常にヒリヒリと痛み、授乳時は激痛です。搾乳すれば分泌があるので、詰まっているというわけではなさそうです。

 

これはもう、我慢して授乳をするしか解消方法はないのでしょうか? ちなみに、子供は7カ月です。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

白斑の脇から分泌しているようなので、次第に授乳の最中などに取れてしまうでしょう。白斑のケア方法としては、お子さんにしっかり深く、いろんな角度から吸ってもらいます。ママが四つん這いになって、お子さんの上に覆いかぶさるような形で吸ってもらうと、重力の力も借りられていいと思いますよ。その際、おっぱいとお口の高さが合うように位置を調整してくださいね。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0


限局性の乳汁うっ滞(乳管のつまりやおっぱいのしこり)の原因

●母乳の流れが妨げられる
おっぱいがきついブラジャーなどで圧迫されることで、母乳の流れが妨げられてしまうことがあります。妊娠前に比べておっぱいのサイズが大きくなるので、自分のサイズに合ったブラジャーをつけるようにしましょう。ワイヤー入りではないものがよいです。ブラジャーがきつい場合は、乳帯を使用してもよいですね。ブラジャー以外にも、だっこひもや車のシートベルトなど、おっぱいを圧迫してしまうような状況は、おっぱいの流れを妨げてしまうことがあるので注意が必要です。


●乳栓・白斑・乳疱
乳栓は母乳に含まれるカルシウムやカゼインの混合物であると言われています。また、乳首の先端に直径1㎜くらいの白いものができることがあります。これは、白斑、あるいは乳疱とよばれるもので、赤ちゃんにおっぱいを飲ませるときに強い痛みを伴うことがあります。乳腺や白斑、乳疱ができると、母乳の流れが悪くなったり、乳管が閉塞してしまうことがあります。

 

●効果的な授乳が行われていない
赤ちゃんが効果的に母乳を飲みとることができないと、つくられた母乳はそのままおっぱいに留まります。効果的に母乳を飲みとれない原因は、ママの抱き方や乳首の含ませ方に問題がある、赤ちゃんの吸てつ力が弱いなどがあります。

 

●1回の授乳時間が短い、授乳間隔が長い
1回の授乳時間が短かったり、授乳間隔が長かったりすると、おっぱいに母乳が溜まった状態が続いてしまいます。おっぱいに母乳が溜まり続けていると、乳腺炎になる恐れがあるほか、母乳分泌が減ってきてしまうこともあります。

 

●母乳分泌過多
授乳のあともおっぱいが張っているというとき、搾乳で対応する場合もあるかと思います。その際に、おっぱいがスッキリするまでしっかり搾乳してしまうと、その分だけ母乳がつくられてしまい、さらにおっぱいが張ってしまうという悪循環が生じる可能性があります。そのような状況で授乳間隔があいてしまったりすると、乳汁のうっ滞につながってしまいます。

 

●食事
カロリーの高いもの、乳製品、脂っこいもの、お餅など、おっぱいがつまってしまうので、避けたほうがよいという食べ物がいくつかあります。ですが、食事がおっぱいのつまりやしこりの原因になるという、確固とした裏付けはないようです。

 

限局性の乳汁うっ滞(乳管のつまりやおっぱいのしこり)の対処法は

・赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけおっぱいを吸わせましょう。授乳間隔は3時間以上あけないように注意
・授乳の際には、赤ちゃんが吸いやすいように乳首と乳輪のマッサージをして、やわらかくしておきましょう。
・うっ滞している部分に赤ちゃんの顎が来るような授乳姿勢を工夫しましょう。
・おっぱいの張りが強く痛みがあって、つらいようであれば、濡れタオルをあて冷やしましょう。乳輪や乳首部分を避け、キャベツの葉を当てるのも効果的といわれています。
・食事が原因で乳汁うっ滞が生じるという確固たる裏付けがないとはいえ、やはり暴飲暴食はNG バランスのとれた食事をきちんと食べるように心がけましょう。

 


※参考:基礎知識(ベビー)「乳管のつまり・おっぱいのしこり【授乳中のトラブル】」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/942

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