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「あれ?うまく歩けない」突然、腰に激痛が!整形外科で判明した老化による病気の正体は

ある日突然、腰の痛みでうまく歩けなくなってしまいました。2日間たっても回復しなかったため、整形外科を受診することに。そこで受けた診断にショックを受けてしまいました。私が診断された病名と回復までの詳細をお伝えします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師中村 光伸先生

光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
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腰が痛くてうまく歩けない

ある日、背もたれのない座面が四角い椅子に腰かけて、夫と飲食店でランチをしていました。食べているときは痛くなかったのですが、立ち上がると、腰がじりじりと痛くて、うまく歩けなくなってしまってたのです。

 

さらに、右足もなぜかしびれている状態。そのときは夫に車をお店の前までまわしてもらい、家に帰ることができました。その後は、歩くことはなんとかできるものの2日間家で安静にしても良くなる気配がありませんでした。

 

整形外科での診断結果は?

問診をする医師

 

ネットで近所の整形外科を調べて行くことにしました。腰が痛くて休み休みだったため、通常15分ほどで着く距離に30分ほどかかりました。

 

「初診受付用紙」に記入をし、20分ほど待ち、呼ばれて診察室に。70代くらいの男性医師が、担当してくれました。寝ころがり、足が上がるかなどを診察した後、CT検査をしました。その画像を見せてくれましたが、先生も「うーん」といった感じ。

 

このCT画像でははっきり見えないので、今度は、総合病院を紹介するのでMRIを撮ってきてほしいと言われました。そのまま紹介状をもらって、今度はタクシーで総合病院までいって、MRIを撮ることに。

 

総合病院でMRIを撮り、画像のROMをいただき、そのROMを持ってまた整形外科で診察をするように言われていたので、再び整形外科へ。MRIの画像を見た先生の診断は脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうしょくしょう)とのことでした。

 

「んんっ? 脊柱管狭窄症って何?」頭の中が、はてなでいっぱいの私。先生は、脊柱管狭窄症の冊子をくれて、それから簡単に脊柱管狭窄症について説明をしてくれました。

 

 

脊柱管狭窄症とはどんな病気?

黒板に書かれたはてなマーク

 

脊柱管狭窄症とは、背中に通っている神経の通りが圧迫されている状態で、さらにその周りが炎症を起こしている状態とのことです。炎症を起こしているから痛いし、神経を圧迫しているせいで足にしびれがある状態になるようです。この神経を圧迫してしまう症状は、老化の一種とのことでした。

 

「老化かぁ」とちょっと、ショックな私……。症状として特徴的なのは「前かがみの姿勢を保っていれば痛くない」とのこと。たしかに、私も寝ていてくの字の姿勢をしている間は痛くなかったです。ただ、ちょっと、ずれると激痛でした。

 

「炎症から起こる痛みを抑える薬」「脳に伝達する痛みを抑える薬」「血流を良くする薬」の3種類の薬を先生から処方され、様子を見ることになりました。3~4週間ほど、安静にしていることでなんとか腰痛は回復! しかし、今も少し重いものを持つと腰痛の症状が出るので、できるだけ重いものは持たないように気を付けています。

 

まとめ

40代後半になり、体の不調を感じることが多くなってきました。老化に関する病気になると、自分が健康で過ごせる時間が、そんなに長くないのかもしれないなと考えさせられます。特に腰痛ともなると、おばあちゃん感が強くて悲しくなってしまいました。

 

年を取るというのは、老化していくことから、逃れられないということなので、今少しでも健康なうちにできることをたくさん楽しめるようにしたいなと感じました。今歩けることは、よく考えたらすごく幸せなことだなと感じる今日このごろです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:山田 今日子/40代ライター。子どもなしの主婦。12歳年上の夫の定年を来年に控え、稼ぎたい思いはあるものの病気があり企業などでは仕事ができないため、自宅でできる仕事を模索。現在では、クラウドソーシングサイトを中心にライターとして活動中。

イラスト/おんたま

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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