朝食の残りを見た夫から嫌みな発言
朝食はすぐ提供できるものを出すことが多く、この日のメニューは食パン半切れ、バナナ半分、コーンスープ、ハンバーグ、炒り卵でしたが、子どもたちはパン以外は食べずに終わりました。
すると、朝食の片づけをしていた夫が「あぁ〜フードロスじゃん、これ。ちゃんと量を考えて出してるの? 食べ物を無駄にするなよ」と、私を責めるようなキレ口調で言ってきたのです。
夫の発言で悲しさ倍増…
私が「もったいないと思うなら、手をつけてないものとか食べればいいじゃん」と言い返すと、「えー、無理無理。汚い」と食べ残しを見て嫌そうな表情をする夫。言っていることが矛盾しているなと思いました。
以前に同じようなことがあったときに、「もしかしたら食べるかもしれないから出している」という話はしていたのですが、理解は得られず……。子どもたちには食事を残され、夫には無駄にするなと言われ、悲しい気持ちになりました。
ビュッフェ形式にしてみた結果!?
夫の言葉にはイラッとしたものの、残飯が多いことは事実。そこで、朝食の提供の仕方を変えてみることに。
次の日から、子どもたちの目の前に皿とスプーンを置き、「これ食べる? いらない?」と聞きながら食材を盛り付けることにしました。
その結果、子どもたちは完食! 子ども自身が選択するので食材に偏りはありましたが、しっかり食べてくれて一安心したのでした。
残ったおかずは昼食に回すことにし、食材のロスが少なくなりました。夫の発言に対して「じゃあ代わりに作ってよ」と言いたくもなりましたが、その言葉がきっかけで解決策を考え、子どもたちにとって楽しい朝食の時間を作ることができたのでよかったです。
著者:野中 まゆ/30代女性。2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
作画:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)