武蔵野うどんを気軽に味わえるご当地チェーン店『久兵衛屋』
武蔵野うどんは、埼玉県西部から東京都多摩地域にかけて古くから親しまれてきた郷土料理。
太くて力強さのあるうどんと、豚肉やネギが入った甘みのあるつけ汁が特徴です。その素朴な味わいは、地元の人々にとって馴染み深い一品となっています。
そんな武蔵野うどんを気軽に味わえる久兵衛屋は、埼玉県を中心に展開しているご当地チェーン店。
店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間を過ごせます。
なんと、一部の店舗では24時間営業しているというから驚きです。深夜でも食べられるなんて、ありがたい存在ですよね。
久兵衛屋の看板メニュー!素材の味が溶け出す「肉つけ汁うどん」
- 商品名:肉つけ汁うどん
- 価格:869円(税込)
- 重量(内容量):特盛
それぞれ値段は変わってきますが、うどんの量は小盛から特盛まで揃っています。
また、麺の温かさも選べるので、定番の冷やもり麺に量は思い切って特盛を注文してみました。
打ち立て、茹でたてのうどんは太くモチモチとした食感。しかし、コシは控えめでやわらかい印象です。
これがまた埼玉県民の私には、どこか懐かしさを感じさせる食感で、なんとも言えない魅力があるんですよね。
出汁は厳選した昆布と4種類の魚介を使い、お店で毎日丁寧に出汁を取っているのだとか。風味豊かなつゆは濃いめで、うどんにしっかりと絡みます。
具材は、豚肉、ネギ、油揚げがたっぷり入っていて食欲を刺激するビジュアルです。大ぶりに切ってあるので、食べごたえも抜群。
うどんと一緒に口に運ぶと、ジューシーな味わいで箸がもう止まりません。
つけ汁の主役ともいえる肉は、厳選イベリコ豚のバラ肉を使用しているんだそう。
甘みのある脂とコクが、口の中でジュワッと広がり贅沢感を演出しています。 ネギの風味や出汁が染みた油揚げも、うどんの味を引き立てていて、最後まで飽きることなく食べられる一杯でした。
・リアル友人におすすめできるか度 ★★★★☆
理由:出汁が効いた濃いめのつゆが絶品。うどんも具材も食べごたえがあり大満足!
つるっと食感が最高の「ざるうどん」
- 商品名:ざるうどん
- 価格:429円(税込)
- 重量(内容量):並盛
手ごろな価格に惹かれて注文してみたのですが、これが予想以上にクオリティが高くてびっくり。
冷水でキュッと締められているおかげか、コシが強く驚きの弾力で感心してしました。
シンプルだからこそ、噛めば噛むほどうどん本来の食感と小麦の風味を存分に味わえます。また、つるんと喉を通る感覚がたまりません。 店内は暖房が強めに効いていたので、寒い日でもさっぱり美味しくいただけました。
・リアル友人におすすめできるか度 ★★★★☆
理由:もっちり弾力がありながらも、つるっと食べられてコスパも◎。
お子さま&デザートメニューも豊富
ふと店内を見渡すと、あちこちに家族連れの姿が。 その理由は、リーズナブルなお子さまメニューと豊富なサイドメニューにあるようです。
たとえば、「おこさまたぬきうどん」は税込330円とお財布に優しく、しかもドリンクバーとおもちゃ付き。
写真のものは、湯気が立つほど熱々だったので、すぐ取り皿に分けました。デザートは、「チョコのペンつきバニラアイス」が子どもたちに大人気。
チョコペンで自由にお絵かきしながら楽しめるので、食べるだけでなく遊び心もプラスされています。
久兵衛屋のこうした工夫のおかげで、また足を運びたくなるのだろうと感じました。
久兵衛屋は心も体も温まる
気軽に武蔵野うどんを味わえる久兵衛屋。親しみやすい雰囲気と家族で気軽に来れる心地よさが、多くの人を引きつけているのかもしれません。
気になった人はぜひ足を運んでみてくださいね。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。