青果店が教える!「美味しい大根の見極め・正しい保存法」
今回「美味しい大根の見極め方法と正しい保存法」を教えてくれたのは、野菜のプロ・船昌青果店さん!
船昌青果店さんは、2024年に創業100周年を迎えた「株式会社船昌」が野菜や果物の魅力を伝えている公式Youtubeチャンネルなんです♪
美味しい野菜や果物の選び方からおすすめ調理方法まで、プロならではの目線でさまざまなお役立ち情報を発信してくれています。
今回参考にしたのは、船昌青果店さんの「大根が辛くなるのはなぜ?部位別 味の違い&美味しい大根の見極め方をプロが解説!」というタイトルの動画。
青果卸歴30年だという、船昌の今川さんが動画内で教えてくれた方法を実践してみます!
美味しい大根の見極め方
スーパーで大根を選ぶとき、筆者はなんとなく太さや新鮮そうか、などを見比べて選んできました。
船昌青果店さんによると、美味しい大根の見極め方にはいくつかポイントがあるんだそう♪
①葉が枯れたりとれたりしていない
まず見るポイントは、大根の葉っぱ部分!
水分が抜けてくると葉っぱが黄色くなったり、取れてしまったりするんだそう。
なので葉っぱ部分が青々としていてしっかり生えている大根が、より新鮮なものになります♡
逆に、その部分が元気がないものは買わない方が良いでしょう。
②側根が等間隔でまっすぐ
次に見るポイントは、大根の身の部分です。
白い部分の両脇に「ひげ」が生えている箇所がありますよね。
その部分は「側根」と呼ばれる箇所なのですが、その側根がなるべく等間隔でまっすぐなものがよい大根なんだそう♪
側根が等間隔・まっすぐであれば、大根にストレスがかかっておらず、良く育っている証拠です!
今まで側根という名も知りませんでしたし、それが大根の美味しさに関係があるかなど考えたことがなかったので、驚きのポイントでした。
大根の正しい保存方法
続いて、大根の正しい保存方法です。
正しい保存方法、みなさんは答えられますか?
筆者はというと自信満々に答えられるわけではなく……いつも他の野菜と同じようにラップをして袋に入れ、野菜室で保存しています。
船昌の今川さんは、ちょっと意外な大根の保存方法を、そのままの状態と切った状態の2パターン教えてくれました!
①1本丸ごと:立てた状態で冷蔵庫で保存
大根を買ったけれど、まだ使わないよ〜という場合は、1本丸ごと立てた状態で冷蔵庫で保存するのがベスト!
大根丸ごと1本買っても、いつも冷蔵庫に入らないと思って切ってから野菜室に保管していました。
大根は土の中で縦に育つので、冷蔵庫でもできれば立てた状態がおすすめなんだそう♪
とはいえ、冷蔵庫に入るの!?と思いながら野菜室に立ててみたら、なんとちょうどピッタリ入ったので心配いらないようでした。
②カットされた大根:切り口にラップをして立てた状態で冷蔵庫で保存
続いては、大根を少し使って余った際の保存方法!
カットした部分のみにラップをし、こちらも立てて冷蔵庫で保存しましょう。
カットした大根を立たせるために、洗った"牛乳パック"に入れるのがおすすめ!
写真のように牛乳パックを切り取れば、余った大根を立たせるように収納できますよ♪
先ほどの丸ごと1本保存する方法にも牛乳パックは使えるので、ぜひ活用してみてくださいね。
身近な大根だからこそ!正しく選んでみて〜!
今回は、献立によく登場する野菜、大根の選び方・保存方法についてご紹介しました♡
どんな季節でも活躍してくれる大根ですが、野菜のプロが教えてくれた方法は知らないことばかりでビックリ。
みなさんも、ぜひ正しい方法で大根をチョイス・保存してみてくださいね!