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「金さえ貰えれば母親はいらない!」私の仕送りで食いつなぐ別居中の夫と娘→きた!私の反撃、2人は顔面蒼白に…

私は40歳。都内にある会社で役員として働いています。休日も仕事や資格取得に向けた勉強時間に充てることが多かったので、恋人ができても長続きせず、この歳まで独身でした。

ある日、外で夕飯を済ませようと入ったお店で、隣に座っていたのが夫との出会い。同じものをオーダーしていることに気付いた夫が「食の好みが似てますね」と話しかけてくれて仲良くなり、自然な流れでお付き合いがスタートしました。

 

変わってしまった夫と娘

当時、夫はバツイチで高校生の娘を育てるシングルファーザー。受け入れてもらえるのか心配でしたが、「パパから話は聞いています。キャリアウーマンなんて素敵! 憧れちゃう!」と好感触で安心して結婚しました。その後、私は夫と娘が住んでいた家に引っ越しました。そこは、もともと義祖父が暮らしていた古い家。義祖父が亡くなってから、しばらくは空き家になっていたそうなのですが、娘が通う高校から近かったので孫のためを思って義父が格安で貸してくれているみたいです。


そんな中、デザイナーをしている私の兄と両親が都心のタワマンに引っ越してきました。夫や娘からすると、タワマン生活のほうが羨ましいようで、口癖のように「この家はボロいから、タワマンに住もうよ~」なんて言ってきます。

 

あまりにしつこくタワマンに住みたいと言うので、なんだか変だなぁ……とは思っていたのですが、数カ月も経つと2人はすっかり変わってしまったのです。
 

 

お金が目的だったんだ…

「稼ぎがいいから、贅沢な暮らしができると思ったのに、アテがはずれた!」「使えねぇオバサンだな!」と夫と娘は、私に対してこんな暴言を吐くようになりました。2人は私を好きになってくれたのではなくて、私が持っているお金が目的だったんだと今さら気づくことに。そんなとき、私は義父からとんでもない話を聞いてしまいました……。


なんと夫は、私が親の借金を肩代わりしたから生活が苦しくて、娘を食べさせてやることができていないとウソをつき義父からかなりの借金をしていることが発覚。もちろん、私はその場で夫の話は全部ウソで、借金をしていたことも知らなかったと伝えました。


真相を知った義父は私に謝罪をしてくれましたが、夫には返済を求める電話を毎日かけ、家にもやってくるように……。夫は逃げ回るばかりで、ついには家に寄り付かなくなってしまいました。

 

もう夫と娘とは家族を続けられないと思った私は、離婚を決意。ただ、娘のことが気になっていた私。「安月給で借金まみれの夫のせいで、娘がやりたいことをできなかったら……」そう思うと、離婚後も娘への仕送りだけは続けるべき? と考えていたのです。せめて2人が心から謝罪をしてくれれば、私も気持ちよく仕送りができるのにと考えていると、夫から電話がかかってきました。

 

謝罪する気はなさそう

「おい、今月の生活費はまだか?」「金さえもらえれば、母親はいらないから!」と、夫の声とともに遠くから、娘の声も聞こえてきました。すこしでも私に謝罪する気があればと思いましたが、残念ながらそんなものは微塵もないようです……。仕方がないので、私も離婚に向けて動き出すことにしました。


私は夫に、お金を振り込む代わりに、今住んでいる家はもらうと宣言。実は、夫と連絡が取れないことを怒った義父は、家を取り戻して売却すると言い出したのです。その話に乗ったのがデザイナーをしている私の兄! 「事務所にするために買いたい!」と言い出し、なんと現金一括で購入。私がもらうと宣言したのですが、正確には兄のもの。家の名義は義父になっていたので、手続きはとてもスムーズでした。すでに家は兄のものなので、早く退去しないと訴えると言うと、電話口で夫は明らかに動揺。そのまま、今後は弁護士を挟んで離婚の話し合いを進めるので、そのつもりでいるようにと言って電話を切りました。

 

その後、ほどなくして私たちの離婚が成立。兄も、作品作りができる工房を持つことができて、仕事が捗ると大喜びです。元夫と元娘は、家を追われたあとに義父の元へ戻ろうとしたようですが、門前払い。行くアテがなく、住み込みで働ける仕事を探しているとか……。私は、早期リタイアを目指し、また仕事一筋の生活に戻りました。全力で仕事をする今の生活が、私には一番しっくりきています。

 

◇ ◇ ◇

 

誰かにしあわせにしてもらうのも素敵なことですが、自分の努力で掴み取る幸せも喜びが大きいのではないでしょうか? 自分のために自分で努力ができる人でありたいですね。

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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