ナプキン選びから
私は、ショーツにナプキンの羽をうまくつけられないほど不器用なので、普段から羽なしのナプキンを好んで使っています。その中で、かわいいパッケージや、期間限定のパッケージ、好きなタレントを宣伝に使っているメーカーなど、「自分がいいな!」と思った物を選ぶように。それだけでも、生理中の気分が異なるような気がするのです。
サニタリーポーチでわくわく
また私は、2~3個のサニタリーポーチを用意して気分やシーンによって使い分けています。たとえば、荷物が少ないときは、少量しか入らないけれどハンカチのように見えるポーチを使うなど。手作り作家さんにお願いして、自分で選んだ生地で作っていただいたポーチもお気に入りです。
サニタリーポーチ選びでぐっとテンションがあがるので、生理のときの楽しみになっています。
サニタリーショーツもお気に入りを
ショーツに関してもそうです。私は、いかにも「生理用」というサニタリーショーツだとテンションが下がってしまいます。経血が目立たないように黒や紺の暗めの色が多かったり、デザインもシンプルだったりする物が多い印象ですが、探せばデザイン性がある物もたくさんあります。
柄や色がお気に入りの物に巡り合えると、生理のときにちょっとうれしい気持ちになれます。生理用なので、デザインに加えて漏れない安心感や蒸れないかなど機能面も大事。そうじゃないと、せっかく買っても使わなくなってしまうので、私はできる限り店頭で生地感などを確認してから買うようにしています。
「生理だから」使えるお気に入りで、楽しく
私なりに生理を楽しく過ごすためにおこなってきたことをお話ししました。時には失敗した買い物もありましたが、1つでもお気に入りに出合えると、次の生理が待ち遠しくもなるので、サニタリーグッズ選びは私にとっては有効だったと思います。
まだ知らないグッズもあるかもしれないので、これからも生理を楽しむためのお気に入りを探していきたいです。
著者:桜井かすみ/40代女性・夫と2人暮らし。広告営業、議員秘書などを経験し、働く女性の悩みに寄り添いたいと、心理学を学び、公認心理師として活動。自身の経験をもとに生理に関する記事等を執筆。
イラスト:もふたむ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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