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ママ友との共同経営で起きた悲劇「はい、給料」300円渡され…ママ友の裏切り。まさかのトラブルに!

私は40代の主婦です。夫と小学生の娘と三人で仲良く暮らしています。最近、娘の成長に合わせて少しずつ自分の時間が増えたので、趣味だった手芸を再開しました。娘の服やマフラーを手作りしていると、ママ友のA子がそれを聞きつけてきました。そしてある日、「ねぇ、一緒にお店をやらない?」と誘われたのです。

A子は格安のテナントを見つけてきて、「マーケティング経験があるから販売は任せてほしい」と言います。そして、「売上、家賃、管理費は全部折半でどうかしら? 作るのはあなた、売るのは私ね!」と話がまとまり、私たちは2人でお店を始めることになりました。

 

順調なスタート

お店の名前やロゴを決めたり、レイアウトを考えたりする準備期間は楽しい日々でした。そしていよいよオープンの日、なんとお店の前には行列が! A子がSNSやホームページを駆使して宣伝していたおかげで話題になったようです。

 

初めは趣味を楽しむための小さな店でしたが、想像以上の盛況ぶりに驚きつつも忙しい日々が始まりました。

 

利益を追求しすぎて

しかし、順調なスタートが長く続くわけではありませんでした。お店の成功に気を良くしたA子がどんどん利益を追い求めるようになり、次第に雲行きが怪しくなっていきました。

 

ある日、商品を納品しに行くと、A子が接客をしていました。そこで驚愕の事実が発覚します。1,500円で販売すると決めていた編みぐるみが、なんと10,000円で売られていたのです! ほかの商品もすべて当初決めた価格より大幅に高くなっていました。

 

「なんで決めた額よりこんなに高い値段で売ってるの!?」と問い詰めると、A子は「は? 誰のおかげで商品が売れてると思ってるの? あんたのセンスじゃ1円にもならないわよ!」と怒鳴ってきたのです。

 

私の給料は300円!?

心を込めて作った作品をこんな風に扱われ、「もう一緒にやっていけない」と感じた私は「もう辞めます」と告げると、A子は「あらそう。あなた程度の人、いくらでも探せるから、お好きにどうぞ」「はい、給料。あんたの腕ならこれで十分!」と言い、300円を渡してきました。

 

売上を折半する約束を反故にされ頭に来ましたが、これ以上A子と関わりたくなかった私は交渉するのを諦め、自分が作った作品をすべて持ち帰りました。

 

自分のペースで開業

その数カ月後、A子のお店は閉店したとSNSで知りました。私が離れてから商品がまったく売れなくなったそうです。お店が人気だったのは、マーケティングだけの影響だけではなく、私の作品自体が支持されていたのだと気づきました。その後、A子が再び一緒に仕事をしようと連絡してきましたが、お断りしました。

 

私は自分のペースで作品を作り、ネットストアで販売を始めました。SNSでも広がり、今では多くの人に愛されるショップになっています。A子との経験から、自分の価値を信じることの大切さを学びました。これからも、手作りの温もりを届けていきたいと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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