結婚2年目に入ると、夫の様子が次第に変わり始めました。家事をしなくなり、脱いだ服やお菓子のごみはそのまま。私は仕事から帰ると、毎日夫の散らかしたごみの片付けをしなければいけませんでした。
変わり始めた夫
私が「片付けてほしい」とお願いしても、夫は耳を貸しません。「後でやるよ」と言うばかりで、何も変わりませんでした。
夫は仕事でミスを重ね、次第に家でもイライラするように。私に対しても命令口調で指図するなど横柄な態度を取るようになり、部下への対応も厳しくなっていきました。
暴飲暴食を続ける夫に
夫はそのストレスから暴飲暴食をするようになり、私が健康的な料理を作っても「味が薄い」「量が足りない」などと文句を言って食べてくれなくなり、外食を好むように。
私が心配して「毎日そんなに外食してたら体に悪いよ」と言っても聞き入れてはくれず、「うるさいなぁ~俺は大丈夫なんだ! 指図するなら出ていけ!」と言われてしまいました。
私は日ごろの我慢が限界に達し、夫の要求通りに離婚を決意し、家を出ました。
夫の悲惨な末路
離婚後も元夫の生活はさらに悪化し、会社で見かけると日に日に太っていきました。そんなある日、突然元夫からの電話が。
「助けて……俺、やっぱりお前がいないとダメみたい……」と弱弱しい声が聞こえてきました。どうやら暴飲暴食が原因で体調を崩し、入院しているとのこと。
「ごめんなさい、もう戻るつもりはないの。これからは食生活を気をつけてね」とだけ伝え、電話を切りました。
これまで夫に振り回される生活でしたが、これからは自由きままに自分らしく生活できるので解放感でいっぱいです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。