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「元カノとヨリ戻すわ!」私を追い出した夫→数日後、見知らぬ女性が家に突撃…夫に特大ブーメランが!

私と夫は同じ会社で働く元同僚でしたが、結婚後、夫は会社を辞め独立しました。業績も徐々に向上し、私たちはペット可の高級マンションに引っ越して、すべてが順調。

新しいマンションは住み心地も良く、2人と1匹、何の不自由もない平穏な日々を過ごしていたのですが……。

結婚から2年が経ったころ、夫の態度に変化が現れました。出張中は「忙しいから連絡しないで」と言われるようになり、徐々に距離を感じるようになっていきました。

 

先日の出張中も、ペットのわんちゃんが散歩中に怪我をしてしまい、夫に連絡しましたが、電話もメールも完全無視で……。

 

仕事で忙しいと思っていた夫がまさかの…

私は実家に行き、父にそのことを話し、最近の夫との関係について相談。すると、「私が電話してみよう」と、父が夫に電話をかけてくれました。父が電話すると、独立の際に父に援助をしてもらった夫は父には頭が上がらないようで慌てて電話に出ました。しかしこのとき、夫の声と同時に、電話の奥から女性の声がはっきりと聞こえたのです。

 

「誰と一緒にいるんだ?」と父が尋ねると、夫は動揺しながら「ひ、秘書です!」と返答。「あなたの秘書、男性のはずだけど?」と私が割って入ると、慌てて電話を切る始末。これは怪しい……。私は帰宅し、夫の部屋で不倫の証拠探しを始めましたが、これといった証拠は見つからず、あきらめてその日は寝ることにしました。

 

そして翌朝。玄関のドアが開き、見知らぬ女性と腕を組んだ夫が現れました。「もうバレちゃったみたいだから、紹介するよ! 彼女、俺の元カノ!」彼女は学生時代の元カノで、半年前にSNSを通じて再会し、私に隠れて交際していたと言います。

 

そして夫は、「彼女は俺がいないとダメなんだ。お前とは離婚するから、今日中に出て行ってくれ」と続けました。私は怒りを抑えながら、突きつけられた離婚届にその場でサインして、わんちゃんを連れて家を出ました。

 

それぞれの両親に離婚を報告し、夫が離婚届を出しに行き、私たちはあっさり離婚。しかし、このまま黙ってはいられません。私は離婚成立から数日後、ある人物を連れて、元夫のいるマンションへ向かうことにしたのです。

 

「出て行け」と言った夫に特大ブーメラン!

ある人物とは、私の叔母(父の姉)です。私たちが住んでいたのは叔母が所有するマンションなのです。叔母の好意で、私たちは管理費の支払いだけで住ませてもらっていました。そのことを忘れていたのか、あの日、元夫は私を追い出したのです。

 

叔母と一緒にマンションを訪れ、インターホンを押すと、元夫が出てきました。その瞬間、叔母は「引っ越し先を見つけ次第、すぐにこのマンションから出て行ってくださいね」と告げました。

 

すると元夫は、数回しか顔を合わせたことがないため、叔母の顔も忘れてしまっているようで「は? あんた誰? いきなりなんだよ!」と失礼な態度。叔母が「私は、この子の叔母で、この家の持ち主よ。もう他人のあなたには出て行ってほしいのよ」と告げたのでした。

 

さらに「ここは私がこの子に貸しているの。あなたがこの子に出て行けなんていう権利ないのよ? できるだけ早く引っ越してちょうだいね?」と言った叔母に続けて、私は元夫に「慰謝料はきっちり請求させてもらいます」と告げ、私たちはその場をあとにしました。

 

それから約1カ月後、元夫は引っ越し先を見つけたようで、あのマンションから出て行きました。慰謝料もきっちり支払ってもらいました。叔母は、また私が住んでもいいと言ってくれましたが、1人で住むのには広すぎるので、わんちゃんと一緒に実家で生活することにした私。

 

そうして、私が実家で暮らし始めて数カ月が経ったころ、元夫が実家にやって来ました。私の顔を見るなり「助けてくれ……」と泣きついてきたのです。

 

復縁した元カノは、元夫のお金を湯水のごとく使い、元夫を介して知り合った元夫の会社の取引先の経営者たちには、色目を使って誘っているそう。元夫の周りではすっかり厄介な女性として有名人物。プライベートでの関係悪化が仕事にも影響し、次々と契約は解消、元夫の会社は今、経営破綻寸前だと言います。

 

元カノと復縁不倫は長く続かず、元夫は

元夫は涙ぐみながら「俺、ようやく気付いたんだ。俺のことを本当に愛してくれていたのはお前だけだった。元カノとは別れてきた。やり直そう!」と言ってきました。

 

不倫した挙句、私を家から追い出しておいて、困ったらすがってくるなんて……都合がよすぎてあきれます。実家の玄関先で泣きつく元夫を私が追い返そうとしていると、父が現れ、「それ以上、娘に付きまとうなら警察を呼ぶぞ」と一喝。元夫は、父におびえ、泣きながら走って逃げ帰っていきました。

 

私は今、両親と祖父母とわんちゃんと実家で暮らしながら、5人と1匹で穏やかで、幸せな日々を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

夫の成功は、妻あってこそだったのではないでしょうか。独立の際には妻の父に援助してもらい、高級マンションには妻の叔母に好意で住ませてもらい……どうして身勝手な言動をできたのでしょうか。支えられていることが当たり前になってしまい、感謝を忘れ、人として大切なものを見失ってしまった夫。しっかり反省して、これからは誠実に生きてほしいものですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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