6カ月健診で医師からまさかのダメ出し…!?
生まれたときは平均的な体重だったわが子。母乳や育児用ミルクを飲めばご機嫌になるので、泣けば母乳と育児用ミルクをあげて……を繰り返していました。よく飲む元気な子だと安心しながら過ごし、生後6カ月健診で病院へ行くと……。
子どもの体重が成長曲線の上限を大幅に超えていたのです……!
飲ませている量を聞かれて答えると、医師からはっきりとした口調で「ちょっとお母さん! 飲ませ過ぎ! 考えないと! 育児用ミルクの量は今あげている量の半分にして!」と怒られてしまいました。
良かれと思って育児用ミルクをあげていたのが、良くなかったという衝撃的な事実が判明したのです……。その帰り道は自己嫌悪に陥り、かなりショックだったことを覚えています。
その後、言われた通りに量を調整。すると成長するにつれて成長曲線内に入るように。ご機嫌だからと、育児用ミルクを与え過ぎてはいけないということを学んだ出来事でした。 初めての育児は経験から学ぶことも多く、時には失敗もするものと思ってはいましたが、健康に関することはきちんと知識をもっておくことが大事だと今は身に染みて感じています。
※母乳の場合、生まれたばかりの赤ちゃんには欲しがったらあげるのが基本ですが、育児用ミルクの場合は消化に時間がかかるため、1日8回程度が目安です。生後2カ月~3カ月ごろは6~8回程度にし、生後4カ月ごろから1日5回程度を目安にしましょう。離乳食を始める生後5~6カ月ごろになったら、食材に慣らすため、離乳食のあとに育児用ミルクを飲ませます。ただし、飲む量、食べる量には個人差があるもの。
気になることや不安なことがある場合は、自治体の保健センターや小児科などで専門家に相談するようにしましょう。
監修/助産師 松田玲子
著者:たけだ みこ/40代のママ。趣味はドラマと映画鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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赤ちゃんが飲んでくれるから!とついつい育児用ミルクを与え過ぎてしまうこともあるかもしれませんが、育児用ミルクの場合は消化にも時間がかかるため、飲む回数や量はしっかりと把握しておくことが大切ですね。医師からの的確な指導があったことで、ママもハッとしたことでしょう。
母乳をいつまであげるか悩むママも多いですよね。自然に卒乳させたいけれど、まだまだ子どもにその気はなくて__。保健師さんに相談してみたところ……!?
2歳児健診で思い切って質問→保健師さんのひと言にショック…!
長男の2歳児健康診査のときの話です。まだ乳離れができていなかった長男。保健師さんとの面談のときに、子連れであまり外出していないこと、そして家の中で機嫌が悪くなるとおっぱいを欲しがることを話したところ、「ぐずついてすぐおっぱいをあげてしまうのは、退屈だからって飴玉をあげてしまっているのと同じ。外出して遊ぶ機会を作ってあげてください」と言われてしまいました。保健師さんの言うことに納得しながらも、「飴玉をあげてしまっているのと同じ」という言葉に驚きとショックを受けました。
しかし、保健師さんが言っていたように、外遊びの時間がなかったり、他のお友だちと触れ合う機会がなかったと感じていたのも事実。そこで、毎週リトミックに通ったり、近所の公園に外出することをこころがけるようにしてみると……! 2歳半前に無事卒乳することができました。
著者:中村幸子/30代、6歳男の子、9歳女の子を育てる2児の母。パート勤務。趣味はゲーム。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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保健師さんからの言葉は少しインパクトもあり、ママはショックに感じてしまったのかもしれません。しかし保健師さんからのひと言が、お子さんとの普段の過ごし方を見直す良いきっかけにもなりましたね。無事に卒乳もできてよかったですね!
最後のお話は、2歳6カ月健診でのエピソード。この時期ママたちが悩むことの1つが「発語」。なかなか言葉が出てこないな?と悩んでいるママが保健師さんに相談をしてみると__?
「あのねお母さん…」発言ゆっくりな息子について相談すると?
息子が2歳だったころの話です。息子は上の娘と比べると少し言葉がゆっくりかなとは感じていました。ただ、こちらから聞いた質問へ返答したり意思の疎通はできていたので「これが息子のペースなんだ」と、あまり深く気にしてはいませんでした。しかし同年齢の子でたくさん発語が出ている子も多かったので、2歳半健診のタイミングで保健師さんへ相談してみることに。
何か発語が増えるきっかけがもらえたらうれしいなと思い、「上の子よりは話し出す月齢が遅いが、強く気にしているわけではないので、何か自宅でできるトレーニングや遊びはあるか?」と保健師さんへ質問したところ……。
私たちの普段の様子も聞かずに「母であるあなたが話しかけないことが良くない。常に話しかけて遊んであげなくてはダメ! このままではこの子はずっと喋らないよ」と言われてしまったのです。
突然強く言われた私は驚いてしまい、必死に普段の様子を伝えましたが、保健師さんからは療育へ行くようにすすめられました。突然の展開に警戒してしまった私はその場では決めず、療育へ行く場合にはこちらから連絡しますと伝えて退室しました。
結局、療育へは通いませんでしたがその後、息子はどんどん発語が増え、小学生になった今では毎日騒がしいほどです。しっかりと対応できなかった私も良くなかったですが、相手へ気持ちを伝えることは簡単なことではないなと感じた出来事でした。
著者:高山ななみ/10歳、8歳、5歳、3歳の4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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乳児健診のタイミングで発達に関して気になることを聞いてみよう! と思っている方もいるはず。かかりつけ医と違い、短い時間で初対面の方に普段のお子さんの様子をわかってもらうのが難しい場合もありますよね。また、緊張してうまく自分の気持ちを伝えられず、期待していた回答が得られないということも。そうならないためにも、聞きたいことをメモしたり、普段の様子を動画に撮って見せたりすることで、伝わりやすくなるかもしれませんね。
今回は、乳児健診にまつわるエピソードをご紹介しました。親としては子どもの成長や発達は気になるもの。乳児健診で医師や保健師さんに悩みを相談したときに、親御さんの気持ちに寄り添ったアドバイスや言葉掛けをしてもらえると、ママの気持ちも軽くなり、安心につながりますね!