三男が口に入れたまさかの物…
誤飲したようだと察知し背中を叩いたところ、口から出てきたのは4cmほどのプラスチックの名前シール。お兄ちゃんの鍵盤ハーモニカに貼っていた物が取れて、それを飲み込んでしまったようです。喉に張りつき本当に苦しそうだったので、申し訳なさでいっぱいに。まさか名前シールが剥がれてそれを飲み込むとは思っていなかったですし、おもちゃはすべて片づけていたので、油断していました。
どうやって対策すればいいの……と悩みましたが、お名前シールを貼っている物は三男が立ち入らない部屋にまとめて置くように。何かにくっついている物にも注意しなければいけないのだと気づくきっかけとなった出来事です。
◇ ◇ ◇
誤飲した物が無事に出て本当によかったです。 直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがあるため、 赤ちゃんや小さな子どもに渡さない、手の届くところに置かないように注意しましょう。
もしお子さんが喉に物を詰まらせてしまったら、すぐに119番通報をし、以下の応急処置をおこなってください。
<意識がない、呼吸がない場合>
心肺蘇生(気道確保・胸骨圧迫)をおこないます。
※母子健康手帳に方法が記載されています。もしものときのために、日ごろから手順を把握しておくと安心です。
<1歳以上の子どもの場合>
腹部突き上げ法(ハイムリッヒ法)をおこないます。
①子どもの背中側から救護者の両手を回す
②みぞおちの前で両手を組み、勢い良く両手を絞ってぎゅっと押す
<1歳未満の乳児の場合>
①救護者が膝を曲げ(もしくは椅子に座り)、太ももの上に子どもをうつ伏せに抱きあげる
②子どもの背中の、肩甲骨の間のあたりを手のひらで5~6回強く叩き、詰まった物を吐き出させる(背部叩打法)。
それでも窒息が解除できない場合や意識がない場合には……
③子どもをあお向けに寝かせ、心肺蘇生と同じように、左右の乳頭を結んだ線の中央で、少し足側を指2本で押す。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:大木 よしこ/30代女性・主婦
2歳、5歳、8歳の3兄弟を育てている母。
作画:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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