名誉院長の言葉
私が通っていた産婦人科では双子の妊婦さんの場合、名誉院長が担当となっていたそうです。名誉院長は男性です。心配性な私に、いつも「私が診るから大丈夫だよ!」と言って励ましてくれました。
「絶対安静でいてほしい」と言われ、私は極力無理のないように過ごすことにしました。そして、臨月。
出産予定日は1月11日でしたが、名誉院長から「医師や看護師さんたちが手薄な年末年始にもしものことがあったらいけないという話が出た」と説明がありました。そして名誉院長は「双子が予想体重を上回ったので年内に出産しよう」と提案してきてくれたのです。
いよいよ出産当日へ
出産当日、私は陣痛促進剤を飲んで分娩台へ。そのときに助産師さんから教えてもらったのですが、名誉院長は「双子が無事に生まれてくることを見届けるまでは年を越せないよ」と言ってくれていたのだそう。
さらに、分娩室には名誉院長をはじめ、助産師さんや看護師さんが8名ほどで見守ってくださっていることに気づいたのです。
立ち会いの夫も私も、とてもうれしい気持ちになり、そして感謝の気持ちでいっぱいになりました。自然分娩で双子は無事に生まれました。感謝と感動で幸せに感じた出産となりました。
万全の体制で出産準備をしていただいた産婦人科の皆さんには本当に感謝しています。名誉院長のかけてくれた言葉にはいつも不安を取り除いていただき、出産当日もリラックスした状態でお産に臨めました。双子の娘たちには、たくさんの人たちが見守ってくれていたことを伝えています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:北川さくら/30代女性/2018年生まれの男の子、2019年生まれの双子の女の子を子育て中のママ。幼稚園を2年、認定こども園を2年の勤務経験あり。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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