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妹が堂々と略奪宣言「月収150万の旦那と一軒家も~らい!」⇒私「いいよ!」夫も新居もワケありだけど♡

私は30代半ば。結婚して3年になる夫と2人で暮らしています。5年前、大きなショックを受ける出来事が続いて、何も手につかなくなっていたころに知り合ったのが今の夫。付き合い始めたころの夫はいつもやさしく寄り添ってくれたのですが、結婚してからすこしずつ変わってしまい……。

5年前、私は事故で両親を亡くしました。当時、結婚を約束していた彼がいて、葬儀にも参列してくれたのですが……。そのとき、2歳年下の妹が彼に一目惚れ。猛アタックの末に、なんと略奪していったのです。


妹は学生時代から私の彼をことごとく奪ってきた過去があり、私も注意していました。ですが、まさか両親の葬儀でそんなことが起きるとは思っておらず……。この出来事がきっかけで、私は妹と一切の連絡を絶ち、結婚したことも伝えていませんでした。

 

5年ぶり!?妹とまさかの再会

ある日のこと。夫婦でスーパーに行き、買い物を済ませて荷物を車に積んでいると「お姉ちゃん……?」と声をかけられました。振り返ると、そこには妹の姿が!突然のことに動揺していると、妹は夫の顔をチラッと見てから「結婚してたの!?」と驚いた様子。


私は、5年前の出来事があったから結婚したことを報告する気にはなれなかったと伝え、その場を去ろうとしました。ですが、妹は「あのときはどうかしていた。本当に申し訳ないと思っているの。ごめんなさい……」と頭を下げてきたのです。妹の謝罪に違和感を覚えましたが、妹いわく「大人になって反省した」とのことで、仲直りをしたいと言ってきました。


妹は今、パートナーと言える人はおらず、近くでひとり暮らしをしているそうです。結婚はしないかもしれないから、せめて唯一の家族である私とは繋がっていたいと言ってきて……。すこし戸惑いましたが、妹も反省したのかなと連絡先を交換。週末にわが家で食事をする約束をしました。


数日後、私と夫、妹とで食事を囲みながら楽しい時間を過ごしたのですが……。

 

 

信じてみたけれど…妹は変わっていなかった!?

数週間後、家で仕事をしていると妹から電話がかかってきました。用件は新しい彼氏ができたという報告。それはよかったのですが、わが家の新居購入のお祝いを兼ねて、食事をしながら彼氏を紹介したいと言い出しました。


私たち夫婦は先日、建売の新築一軒家を購入・契約しました。ですが、私は購入に乗り気ではなかったため、誰にも言っていません。それなのに、なぜ妹がそのことを知っているんだろう……?不思議に思っていると、妹が衝撃的なことを言ってきたのです。

 

「月収150万円の旦那さんと一軒家、も~らい!」
「ごめんね、お姉ちゃん……」

 

そう言って、妹は紹介したい彼氏というのが、夫であると告げて来たのです……!思い返すと、妹がわが家にやってきてから、夫はやたらとスマホをさわるようになっていました。そして、新居の準備費用だと言ってまとまったお金を夫婦の口座から引き出していたのですが、それはもしかしたら妹に貢いでいたのかも……。


妹は結局、5年前と変っていませんでした。それを見抜けなかったのは、私の落ち度でもあります。欲しいものは、どんな手を使ってでも奪おうとする妹。もうどうしようもありません。でも……妹は新居の秘密を知っているのかしら。

 

 

浮かれている妹。でも…新居にはある条件が

「別にいいけど……」

半ばあきらめたように、私はそう言いました。

 

「やさしい! さすがお姉ちゃん♡」

妹は完全に開き直っていて、私に謝罪をすることもありませんでした。その後、帰宅した夫からは離婚してほしい、新居には妹と住むから引っ越してと言われました。夫が準備していた離婚届にサインをし、引越し先を見つけて私の結婚生活は終わりを迎えたのです。


実のところ、遅かれ早かれ離婚をするつもりでいました。なぜなら、今回の新居購入は夫が勝手に義両親との同居を決めて進めたもので、私は納得していませんでした。そして、私の仕事が軌道に乗り始めたころから、夫は仕事を転々とするようになり……。妹には月収150万だと伝えているようですが、それは私の収入。夫は10分の1ほどなのです。

 

1カ月ほど経つと、夫の化けの皮が剥がれたようで……。案の定、妹から鬼電が。妹はありとあらゆる謝罪の言葉を並べ、私と一緒に住みたいと懇願してきましたが、私は「お互いわるい男に引っかかっちゃったね」とだけ言い、連絡先をブロック。その後、妹や元夫がどうなったのかは知りませんが、購入した新居には知らない名前の表札がかかっていたので、あまりいい結末は迎えていないようです。

 

幸い、私には没頭できる仕事が残っているので、これからは仕事もプライベートも充実した人生を歩んでいこうと思います!

 

◇ ◇ ◇

 

三つ子の魂百まで。妹の略奪癖は治っていなかったようです。今後は妹と関わることなく、平穏な日々を送ってほしいですね。

 

【取材時期:2024年12月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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