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「日常が崩壊…」祖父の死後、順調に見えた祖母との共同生活が突如崩壊したワケは【体験談】

母方の祖父が亡くなり、祖母が家探しをするまでの間、私たち家族と一緒に住むことになりました。そのときに感じた私の思いとは……。

順調に見えた共同生活だったけれど

最初は「助け合っていこうね」という温かい雰囲気で始まった同居生活。ところが、その矢先、ちょっとした事件が起こってしまったのです。

 

祖母が、私たちの留守中に家事をしてくれたり、家のものを整理してくれたりしていたのですが、それが母にとっては「勝手に詮索された」、「自分の領域を侵された」と感じたようでした。

 

お互いに抱えていたものがあったのかも

祖母も夫を亡くしたばかりで、とてもつらい時期だったと思います。きっとさびしさや不安もあったのでしょう。でも、その行動が母の逆鱗に触れてしまい、大喧嘩に発展してしまいました。

 

私と兄は当時高校生。家の中に漂うピリピリとした空気は、私たちにもひしひしと伝わってきて、本当に心配でした。どうにか穏便に過ごせないかと気を遣う毎日…。結局、祖母は早々に1人暮らしを始め、事態は収束しました。

 

 

家族とはいえ一筋縄ではいかないことも

あのときは、それぞれの生活リズムや価値観の違いがぶつかり合って、家族とはいえ一緒に暮らす難しさを痛感しました。恋人同士だとしても一緒に暮らすにはお互いへの配慮が必要なのに、ましてや親子、ましてや慣れない環境で……と考えると、簡単なことではなかったのだと思います。

 

その後、祖母は介護施設に入居しました。今は祖母と母はあまり連絡を取り合っていません。あのときの出来事が、今も2人の間に影を落としているのかもしれません。

 

まとめ

この経験を通して、介護やその後のケアは、専門知識と経験を持つプロに任せるのが良い場合もあると考えるようになりました。家族だけで抱え込まずに、外部のサポートを積極的に活用することで、より良い関係を築けることもあるのではないかと感じます。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:春田曇米/20代女性・会社員。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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