流産をした数週間後、ハルさんとフユさんに「赤ちゃん……ダメだった!」と報告するアキさん。固まる2人に「気を遣わせちゃってほんとにごめんね!」と言い、「女の子が欲しいなんてずっと言ってたからかな〜」「やっぱり贅沢言っちゃダメだよね! 反省したーさすがに!」と気丈に話します。
すると、フユさんが「アキ!!」と声を張り上げあます。驚くアキさんに「アキ……大変だったね……!」と涙ぐむフユさん。そしてハルさんとフユさんはアキさんがわざと明るく振る舞う姿を見抜き、アキさんの本当はつらいという本音に寄り添います。2人の気持ちに閉ざしていた心が解放され、「私、今回の件で思った……多くを望みすぎてたって……!」と閉ざしていた本当の気持ちを打ち明けるのでした。
これまでの暴言を謝罪。友人たちの反応は…
流産を告白し苦しむアキさんに、「妊娠出産って当たり前じゃない……私もよくわかるよ」と寄り添うハルさん。アキさんは「今まで無神経なことばっかり言ってごめん……! 妊娠できることが奇跡なのに女の子女の子って……!」とこれまでの非常識な発言を謝ります。その言葉に「女の子らしく」を強要されて育ったフユさんが「心は違うってこともあるかもしれない」と反省するアキさんに寄り添います。そして「体はもう大丈夫なの?」とアキさんを気づかうハルさん。アキさんは体は大丈夫だけど、心にはぽっかり穴が空いた感じと話すのでした。
その後、フユさんがアキさんの子どもにあげたいものがあると言い、ピンクと水色、それぞれのお菓子を取り出します。アキさんの長男はピンク色のお菓子を手に「ピンク大好き! しあわせの色なんだ!」と笑顔で話します。そんな幸せ溢れる空間で、アキさんは流産してしまった子を思い、そして目の前にある大切な人たちを大事にしたいと思うのでした。
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流産をきっかけに、これまでの軽率な発言を悔いるアキさん。流産となってしまったことは本当に残念ではありますが、目の前の幸せや本当に大事なものに気づいたのではないでしょうか? アキさんの家族、友人の支えがあったからこそアキさんは前を向けたのだと思います。これからも大事な人を思う気持ちを忘れずに前に進んでほしいですね。
※赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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