子どもが生まれてから、今まで見えなかった夫の一面が見えて残念に思うことってありませんか? わが家の場合、面倒見がよさそうなのに、育児にあまり協力的でない面が気になりました。どうにかして夫の意欲を引き出したい。そこで今回は、私が意識した夫への言葉がけについてお伝えします。
子どもが生まれて判明した夫の一面
ハイハイが始まり、行動範囲が広がる生後8カ月ごろ。夫は子どもの遊び相手が苦痛なのか、スマホを片手にトイレに1時間以上こもるのが日常茶飯事でした。
決して子どもが苦手なわけではありません。むしろ子ども好きなほうで、友人の子どもと一緒に遊ぶこともありました。子どもが生まれたら、きっと面倒をよく見てくれるだろうと思っていただけに残念でなりません。こんなズボラ夫のやる気をどうやって引き出そうかと悩みました。
夫を「ほめる」ことでやる気度アップ
人からほめられるとうれしいですよね。ますますやる気度もアップします。普段の生活を振り返ったとき、夫婦でほめ合うことがないことに気付きました。むしろ不満なことを口にするほうが多いくらいです。
そこで私は夫をほめることを意識するように。「まだ慣れていないのにおむつ替えがじょうず!」など、小さなことでもかまいません。ほめることで夫の気持ちが上がり、嫌な顔をせず手伝ってくれたこともありました。
夫に「ありがとう」と言える妻でありたい
夫に限らず、まわりの人たちに対しても意識したいのが「ありがとう」を伝えることです。誰に言われてもうれしい言葉だと思います。「~をしてくれてうれしかった.
ありがとう」というように、気持ちを込めて伝えること。夫が育児や家事をするのは当たり前だと思っていては、感謝の気持ちがなかなか生まれません。ささいなことでも、ありがとうと言うように心がけています。
仕事から帰ってくる夫に対して、笑顔で「おつかれさま」と伝えることも意識したいところ。誰しも労をねぎらってもらいたい願望を強く持っています。何気ない言葉で夫婦関係が変わることを知っておきたいです。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。