夫の対応にあ然とした理由
夫は「簡単な物でいいから作って」と言っていましたが、私自身はとても起き上がれる状態ではありませんでした。
渋々ながらも夫が買いに行ってくれたので、私は安心して横になっていました。ところが夫が買ってきたのは、自分のお弁当だけ。私や子どもの分はありませんでした。
「子どもの分は?」と聞くと、「お前が作るんじゃないの?」と夫。驚きつつも、高熱でクラクラしていたので、言い返す気力も出ず……。
仕方なく、私は子ども用にオムライスを作ることにしました。するとオムライスを見た夫が、「えっ? 作れるなら俺もそれで良かったのに」と言ったのです。
母親は体調が悪くても、なかなか休めないのだと実感しました。夫にもっと理解してほしいところですが、冷凍うどんのように手軽に作れる物を常備しておこうと、このとき思いました。
また、この出来事をきっかけに、夫とも少しずつ話し合いながら、「どうしたら一緒にやっていけるか」を探っていこうと思うようにもなりました。先は長いけれど、互いにできることを増やしていくという希望を持ちながら、今日も冷凍うどんは冷凍庫にスタンバイしています。
著者:横山由貴/50代女性/結婚26年目、4人の子どもの母。専業主婦。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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