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古風レトロな「花鳥風月ネーム」が大人気!男の子に人気の名前はコレでした♡

難解な漢字やユニークな読み方を特徴とする「キラキラネーム」が社会現象となりましたが、今や令和時代には、古風で優雅かつ読みやすい名前が流行っています。

「花鳥風月」とは、花、鳥、風、月といった自然の美しさや風情を表現する日本の伝統的な言葉です。これらの言葉を用いた「花鳥風月ネーム」は、自然の壮大さや繊細さを感じさせ、そこには自然への愛や感動、調和を大切にする想いが込められています。

1月生まれの男の子の赤ちゃん3,738名の名前から、人気の「花鳥風月ネーム」を紹介します。

 

1位 碧(主なよみ:あお)

1位は「碧」。2025年1月の月間名前ランキングでも首位に輝きました。2023年の年間名前ランキングで3位、2024年ではさらに上昇して2位にランクインし、安定した人気を保っています。

 

「碧」が濃い青緑色を意味することから、宝石の碧玉のような美しさや、透明感を連想します。自然界の美しさを連想させる花鳥風月ネームです。

 

2位 颯(主なよみ:そう)

2位の「颯」は、2025年1月の月間名前ランキングで5位となりました。2023年と2024年にそれぞれ17位と安定した位置をキープしています。「颯」は風が強く吹く様子や、さっと動く様子を表します。

 

名前に用いられると「颯爽としている」、「風のように爽やかで勇ましい」という印象を持ちます。「風のように自由で力強く、またさわやかで清潔感あふれる性格を持って成長してほしい」という願いが込められていることも。

 

3位 碧人(主なよみ:あおと)

3位の「碧人」は、2025年1月のランキングで11位に位置しています。2023年には40位、2024年には55位という結果でした。深い青緑色を意味する「碧」に「人」という字が加わることで、人間と自然の調和や繋がりを象徴しているようです。

 

美しく穏やかな自然のように清らかで、人としての温かみや誠実さを兼ね備えた人物に成長してほしいという親御さんの気持ちを感じるようです。

 

4位 蓮(主なよみ:れん)※同率

4位の「蓮」は年間の名前ランキングで2024年に1位、2023年にも1位と非常に高い人気を誇り、月間名前ランキングでは2025年1月に20位となっています。

「蓮」は水辺に咲く美しい花であり、「花」の要素を強く持つ花鳥風月ネームです。泥水の中で根を張りながら、その上に美しい花を咲かせることから、困難な環境を乗り越える強さと美しさをイメージします。

 

冬に向けての寒さを乗り越え、新しい春を迎える希望の象徴として多く名付けられたのかもしれません。

 

4位 楓真(主なよみ:ふうま)※同率

4位の「楓真」は2023年の名前ランキングで40位、2024年には29位と順位を上げ、月間の名前ランキングでは2025年1月に20位でした。

 

「楓」は秋に紅葉する木を指すことから、季節の変わり目を感じさせます。「真」と組み合わせることで、その美しさに誠実さや純粋さを加え、四季折々の美しさを感じさせる名前です。

 

4位 千隼(主なよみ:ちはや)※同率

同じく4位の「千隼」は2023年・2024年ともに65位、2025年1月では20位に位置します。この名前からは、数字の千を意味し無限の可能性を象徴する「千」と、速さを象徴する「隼」を組み合わせており、無限の可能性と力強さを持つ名前です。

 

「隼(はやぶさ)」という鳥は素早く大空を舞う美しさを表し、花鳥風月の「鳥」に関連します。1月に名付けられることで、新しい年への飛躍を願う気持ちが込められているのかもしれません。

 

7位 碧斗(主なよみ:あおと)※同率

7位の「碧斗」は2025年1月のランキングで42位に入りました。2023年には22位、2024年には32位と若干の変動はあるものの、引き続き人気がある名前です。

 

美しい宝石の碧玉や澄んだ海や空を連想させる「碧」に、北斗七星を連想させる「斗」を用いた名前で、美しい光景を連想させます。清潔で穏やかな印象と共に、明るい未来へと導く強さや希望を願う思いが込められています。

 

7位 楓(主なよみ:かえで)※同率

「楓」は月間名前ランキングで、1月42位にランクインしました。2023年には45位、2024年には49位とほぼ変わらない人気を保っています。

 

「楓」はその美しい紅葉が特徴で、自然との一体感や日本の四季を感じさせる漢字です。自然の移ろいを表現する美しい名前です。

 

7位 然(主なよみ:ぜん)※同率

「然」も同率7位にランクイン。この漢字は「自然そのまま」という意味を持ち、自然の素朴さや原始的な美しさを表し、「花鳥風月」のすべての要素を内包する名前と解釈できます。

 

自然な姿で、ありのままの美しさを持つ人であることを願う意味が込められているようです。シンプルで力強い一文字ネームで、覚えやすいのも特徴です。

 

7位 千颯(主なよみ:ちはや)※同率

同じく7位の「千颯」も2025年1月のランキングで42位でした。年間の名前ランキングでは2023年73位、2024年には35位と着実に人気が上がっています。

 

この名前は「千」が多くの可能性を、「颯」が清々しい風を表しており、合わせることで「たくさんの風」「広がる風」のような意味になり、花鳥風月の「風」に関連した名前となります。無限の可能性を持ちながらも、清らかでさわやかな始まりを象徴しています。

 

令和時代の「花鳥風月ネーム」は自然界の美しさを映し出すとともに、古典的な美しさと現代の感覚が融合した独特の魅力を持っています。「千隼」「千颯」のように、新しい年の始まりに寄せる希望や期待が感じられるような名前もありました。これから男の子の名前を考えている方は、ぜひ今回ご紹介した名前を参考に、素敵な名前を選んでみてくださいね。

photo:@31_icecream(ベビカレメイト) 


<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年1月1日(水)〜2025年1月25日(土)
回答件数:3,738件(男の子)

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