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引っ越し先にやってきた義母「空き部屋もらうわ。今日からよろしく」私「その部屋はダメです」⇒実は…

結婚してもうすぐ4年。マンションの更新時期になり、もう少し広い物件に引っ越そうかと夫と話し合っています。すると、義母がどこからか話を聞きつけ、家の購入を勧めてきました。義母によれば、「家を買ってこそ一人前」なんだそうです。転勤があるので、購入は考えていなかったのですが……。

義父が亡くなり、義母は持ち家でひとり暮らし。代々受け継がれてきたという、なかなか立派なお屋敷です。義父は末っ子だったので本来なら家を引き継ぐことはできないのですが、押しの強い義母が画策、暗躍して、見事手に入れたようです。今でも義父の兄弟には恨まれているようですが……。

 

悩んだ末…新築一軒家にお引っ越し

その後、私たちはマンションを契約更新し、しばらくして引っ越しました。駅近の新築一軒家です。すると、またもやどこからか義母が話を聞きつけ……連絡してきました。そして、自分もそこに引っ越そうかなと言ってきたのです。

 

あんな立派な家があるのに、なぜ引っ越す必要があるのでしょう。話を聞くと、築年数が経っているので、あちこち修繕が必要なのだそう。維持費がかかり、最近売ってくれないかと不動産屋さんがよく訪ねてくるので、心が揺れるのだと言っていました。お金になるのなら売ってもいいと考えているらしく……。

 

2週間後、義母が新築のわが家にやってきました。「今日からよろしくね」って、どういう意味でしょう!?じつは義母、自宅を売り、わが家に住もうと考えたらしいのです。

 

「長男夫婦は姑と同居して当然」

「空いてる部屋あるわよね?そこに住むから!」
当たり前の顔で家の中を歩き回る義母に、衝撃の事実を告げることにしました。

「事情があってダメなんです」
「え?」

 

 

数日後に私の母が引っ越してくることを伝えると、義母は激怒。不公平だ、自分の親だけひいきをしていると怒鳴り散らしました。いいえ、そんなことはありません。義母は勘違いしているのです。なにせこの家は、私の母が建てました。私たちが招いたのではなく、招かれたのです。

 

住む場所がない!?義母、大パニック!

じつは母、自分で事業をしています。年なのに持ち家もないなんて……と義母はバカにしてきましたが、バカにされるようなことはひとつもありません。

 

そして、義母が同居を希望しても母から許可は出ないと思います。なにせ、母は義母が嫌いなのです。自分のことをバカにしているのが伝わってくると言っており……、嫌悪感を抱いているようです。じつは夫も、自分勝手なふるまいばかりする義母を嫌っています。結婚後は徐々に距離を置き、義母と縁を切ろうとしていました。

 

一方の義母は、自宅の売買契約を締結し、手付金は振り込まれている状態です。聞いて驚いたのは売れた金額!相場よりずっと安い価格で……。足元を見られ、だまされたのかもしれません。それを伝えると、義母はショックを受けていました。

 

ですが、今後の暮らしには問題ない金額です。すると、義母は驚くべき発言をしたのです。なんと、振り込まれたお金で宝石やバッグなどを買ってしまったようで……。そう言われても義母と暮らすことはできません。義母には外に出てもらい、「自宅の引き渡しまでにご自分で引っ越し先を決めてください」と伝えました。

 

聞いてびっくり!義母の家を購入したのは…

後日、面白いことがわかりました。義母が家を売った不動産屋の後ろには、黒幕がいたのです。それは……義父の一番上の兄。相続争いで義母に負け、実家を奪われたという、あのお兄さんです。何十年もあきらめず、実家を取り戻そうとしていただなんて、すごい執念を感じます。義母が義兄をののしっているのを聞いて、苦笑してしまいました。

 

やっと借りられた義母の部屋は狭くてエレベーターがなく、足腰がきついと言っていました。こんなみじめな生活は耐えられないと言いますが、すべては義母の行動が招いた結果です。私たちに援助してほしそうな顔をしてきますが、夫はすでに義母の連絡先をブロックしています。私はまだブロックしていませんが、もちろん協力する気はありません。

 

やさしい子ども夫婦がほしかったとぼやいていましたが、それならばまず義母自身が言動を改めるべきで……。今後は義母に振り回されることなく、夫や母との生活を楽しみたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

持ち家と賃貸に優劣はなく、自分たちの考えや生活にあったスタイルを選択するのが一番です。義母のように自分勝手なふるまいばかりしていると、周りから人が離れていきますよね。因果応報かもしれませんが、義母にはこれまでの言動を省みてほしいですね。

 

【取材時期:2024年12月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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