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高級マンションで暮らす息子を優秀だと勘違いする義母。高卒の私をバカにするので事実を言うと!?

私は小説家です。夫とは2年前に結婚し、地元でも指折りの高級マンションで暮らしています。ところが、私の職業を知らない義母は毎日のように嫌味を言ってきて……。

高級マンションで暮らす息子を優秀だと勘違いする義母。高卒の私をバカにするので事実を言うと!?

 

アポ無し訪問をする義母

私は幼いころから小説家になることが夢でした。高校生のときに書いた作品が大手出版社の目にとまり、小説家デビュー。定期的に新作を出しており、「売れっ子作家」と言ってもらえるまでになりました。なお、ペンネームは「K」で、本当に心を許した人にしか自分がKだとは明かしていません。

 

そして2年前、3歳年上の男性と結婚。結婚後半年ほどで今の高級マンションに引っ越しました。義実家までは車で20分ほど。義父は結婚前に他界していて、義母がひとりで暮らしています。

 

最初はうまくいっていたはずの嫁姑関係でしたが、退職してから義母は暇を持て余し、週に3〜4回は私たちの家に遊びに来るように。自宅で執筆活動をおこなう私は、連日の訪問に頭を悩ませていました。

 

この日も担当編集者と話している最中に突然やってきた義母。義母は私が打ち合わせをする様子を見て、「またお友だちとお茶会? さっさと家事をしなさいよ」と言い出す始末。仕事の関係者だと説明しますが、「サボりたいからって嘘をつかないで」と信じてくれないのです。

 

義母が私の家でホームパーティー!?

そんなある日、「ホームパーティーをする」と言い出した義母。私はてっきり義実家でするのだと思っていましたが、義母は「ここでやるのよ。この高級マンションは息子が買ったものなのだから私が使ってもいいでしょ」とのこと。

 

私は迷惑だと思いながらも、「やめて下さい」と言っても聞かないと思い、ホームパーティーを許可したのでした。

 

そしてパーティー当日。担当編集者との打ち合わせ中に、義母がご近所の友だち数人を連れてやってきました。友人たちは「素敵なインテリアね!」と私のセンスを誉めてくれましたが、義母には面白くなかったよう。

 

義母はものすごい剣幕で「この生活は一流大学卒の優秀な息子のお陰。嫁がすごいわけじゃないの!」と不機嫌に。反応に困る友人を前に、「嫁は高卒。低学歴の嫁は身内の恥」とまで言い放ちました。さらに、「息子への感謝をすぐに忘れるダメ嫁なの。きっと親の育て方が悪かったのね」と高笑い。

 

この暴言にはとうとう堪忍袋の緒が切れた私。いたって冷静に「お義母さん、知らないんですか?」と反論を開始します。

 

大卒息子の本性を暴露

私は「最近、わが家でもご実家でも息子さんに会っていませんよね?」と切り出し、「実は私たち、別居中なんです。夫が会社の後輩とW不倫していたので」と暴露!

 

「ええっ!?」と仰天する義母に私は、不倫相手には子どもが2人いること、相手の夫にもバレてどちらも離婚調停中であることを淡々と説明しました。しかも夫の悪行は不倫だけではありません。別の後輩にストーカー行為をして訴えられ、会社を解雇されたのです。

 

息子の不始末を聞いた義母は真っ青になり、とてもショックを受けた様子。そんな義母に私はトドメのひと言を放ちます。

 

「息子さん、無職なので不倫の慰謝料の支払いに困っているようですよ。大卒なのに、物事の善悪がわからず不倫をするなんて……。親の育て方が悪かったのかもしれませんね」

 

私の正体も明らかになり…

それでも、息子は高級マンションや高級車を所有しているからと言い張る義母に対し、私は「このマンションも車も、すべて私名義です」と発言。義母は「そんなこと聞いてない!」と大声を出し、騒ぎを聞いた担当編集者も隣の部屋から出てきました。

 

そして、担当編集者はいつものように「K先生、どうされましたか?」と発言し、私の正体を明かしてしまったのです。それを聞いてどよめく義母の友人たち。実は、彼女たちは私のファンだったよう。

 

「いくら大卒でも、不倫にストーカー行為までするほうがよっぽど恥ずかしいと思いますけど……」と言うと、友人たちも口を揃えて「そうよ、学歴より人柄! 不倫なんて言語道断だわ」と賛同。八方塞がりとなった義母は、屈辱のあまり顔を真っ赤にしてマンションから出て行きました。

 

不倫夫と義母を待っていた未来は?

その後、夫とは無事に離婚。もちろん慰謝料もしっかり請求しました。元夫はなかなか再就職先が見つからず、いくつもアルバイトを掛け持ちし必死に働いているそう。

 

義母は今まで近所中に息子の自慢をしていましたが、その息子の本性が暴かれてしまった今、ご近所さんから距離を取られ、孤独な日々を送っているようです。

 

そして私はというと、このときの体験をもとに小説を執筆。ドラマ化も決まり、これからもっと仕事が忙しくなりそうです!

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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