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「今日からヨロシク〜♪」新築完成当日、勝手に引っ越してきた義母→私ニヤッ!最高のおもてなし♡で反撃開始!結果

私は30歳の会社員で、夫とワンルームのアパートに暮らしています。

夫と一緒に新築住宅を建てるため、ずっと節約生活を続けてきました。そして、ついにその夢が現実! しかし、このことは義母には内緒にしているのです。義母は昔から金銭的に頼ってくるタイプで、家を建てると知れば間違いなく言い寄られると思ったのです。そのため、完成までの間は隠し通すつもりだったのですが……。

 

新築計画が義母にバレる!

ある日、タイチと私の両親と一緒に建設中の家を見に行きました。不動産関係の会社を経営している私の両親も「いい土地を選んだな。これなら資産価値も期待できるぞ」と嬉しそうに話す父。 タイチも感謝しながら「お義父さんとお義母さんのアドバイスのおかげで、立派な家が完成しそうです!ありがとうございます!」と頭を下げました。

 

そんな穏やかな時間を突然壊したのは、あの人物でした。 なんと、偶然にも義母と鉢合わせてしまったのです! ◯◯邸と看板に書かれた名前を見つけた義母は、目を丸くして「こんな立派な家、どこにそんなお金があったの!? それなら私にも援助しなさい!」と激怒!タイチの母親はシングルマザーでずっとお金がない生活をしていて、タイチは高校時代からバイト三昧で、大学には通えなかったのです。

 

就職してからも恩を返せとお金を要求してくるような義母が、家を建てることを聞きつけたらますます言い寄られることはわかっていました……。 私は「だから話せなかったんです。私たちの夢を叶えるために、必死に貯金してきたんです!」と反論すると、 義母は逆ギレし「私は女手一つで育てたのよ! それなのに、親に恩返しもしないなんて!」と叫びます。その発言を聞いた私の母が「親の義務を果たしただけで、見返りを求めるなんておかしいですよ!」 と言い放ち、義母は顔を真っ赤にしてその場を去りました。

 

義母からのしつこい金銭要求にウンザリ

その日を境に、義母は頻繁にアパートに押しかけるようになったのです。食費が足りない、病院代がないと泣きつき、断れば「贅沢するお金はあるのに、親を助ける気はないの!?」と大声で喚きます。

 

仕方なく少額を渡していましたが、それが当たり前になるのが怖くなりました。 「このままじゃ、一生たかられ続ける……」と 途方に暮れていました。すると、私の母が「いい作戦があるよ!新居完成当日を楽しみしてな!」と、ある計画を教えてくれたのです。

 

義母撃退のチャンス!

ついに新築完成の日。義母はアパートを引き払ったと言い、大荷物を抱え「今日からここに住むわ!」とドヤ顔でやってきました。  しかし、想定範囲内! 私たちはにこやかに新居へと案内します。 義母が意気揚々と家に入ると、私の母がスリッパを差し出し、父が荷物を運ぼうとします。 あまりにもウェルカムな状況に戸惑う義母。

 

私たちは「家を案内しますね」と言い新居のルームツアースタート! キッチンやリビングを見て大興奮の義母。私の母が「続いて寝室をご案内させていただきますね。4室ございますので、全てご覧になってお決めくださいませ」と言うと、義母は「まぁ!!私が決めていいの!?」と舞い上がります。  その様子を見たタイチが「住まいのあり方は住む方の自由でございますから」と一言。違和感のある話し方に気づいた義母が「どうしてみんなしてセールスマンっぽい喋り方なの?」と尋ねます。

 

そんな言葉を無視し、私の母が「それでは入居の申し込みに進みましょうか!」と声をかけます。義母は「そんなもの必要ないでしょ?息子が購入した家に住むだけなんだから」と反論! すかさず私の父が「息子の家? 何の話ですか?ここは賃貸物件ですよ。ちゃんと入居契約をしてもらわないといけません。」と冷静に話すのでした。

 

パニックになった義母は「ちょっと待って! タイチが買った家じゃないの!?」と問い詰めます。私の父が 「この物件、娘とタイチ君がローンを組んで購入する予定だったが、途中で支払い計画を見直すことになり、私の会社がこの物件を買い取って賃貸として運用することにしたんだ!」 と説明します。義母がさらに慌てるのを見て、私は心の中でニヤリ。もちろん、これも真っ赤な嘘!タイチの名義のままだけど、義母には絶対教えません! 「ど、どういうこと⁉ 」と顔面蒼白になる義母にタイチは「どうもこうも、俺たちにお金がないってことを信じずに、母さんが俺たちからお金を巻き上げたせいで支払い計画がうまくいかなくなって家を取られたんだよ! 完成前にな‼」と言い放つのでした。まぁ、これも嘘なのですが!

 

義母、崩れ落ちる!

真っ青になる義母に「看板にも書いてありますよ。入居者募集って! ちなみにここ、4人でルームシェア専用で、すでに入居者が1人決まっているみたいですよ」と言う母。すると「おう! よろしくな!」と出てきたのは、見るからに怖そうな風貌の男性。 母の知人で、義母の話を聞いて「ちょっと顔が見たい」と飛んできてくれたのです。

 

「俺の仲間たちが頻繁に出入りすると思うが、気にすんなよ」と男性が言うと義母は「新築住宅に住めると思って団地を引き払ってきたのに! こうなったら、タイチたちの狭いアパートに引っ越すしかないわね‼」と勝手に話を進めます。 「それは無理‼ だって俺たち海外に引っ越すことになっちゃいましたから!」とタイチが笑顔で伝えました。もちろん、これも嘘!

 

裏切られたと思った義母は「私はあんたたちと住めると思って、団地を出てわざわざ来てやったのよ! せめて私が住む家を確保してよ! 家賃はもちろん、あんたが払うのよ! タイチ‼」と騒ぐ義母に「いい加減にしないか!真面目に働いて、目標のために夫婦で協力して頑張って生きているタイチ君のどこが親不孝なんだい!」と母が一喝! タイチは 「俺のことを育ててくれたことは感謝してるよ」と静かに言い「もう二度と顔を見せないでくださいね」と縁を切るのでした。

 

その後、住むあてもなく途方に暮れていた義母でしたが、私の母が住み込みの仕事を紹介し生活をしているようです。 その代わり、私たちへの返金を約束させ、少しずつお金が戻ってきています。 私たちはというと、義母に嘘がバレないように貸すことにしたあの新築住宅は、すぐに借り手が見つかり家賃収入も確保できました。今は広めの賃貸マンションに引っ越し、次の目標に向かって貯金を始めました。「次はどのエリアに物件を買うか?」 と、新しい未来に向かって計画中です!

 

◇ ◇ ◇

 

家族だからといって、甘え続けることが許されるわけではありません。支え合う関係ならともかく、一方的に頼られ続ければ、いつかは破綻します。今回の件で、義母にも自分の足で立つことの大切さを学んでほしいものです。

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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