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「100万増えたしブランド品くらい♡」夫の給料アップをあてに散財する義母→盛大な勘違い発覚!衝撃の末路が…!

私は32歳の会社員です。5年前に結婚した夫のカズヤと仲良く生活しています。
カズヤは子どものころからの夢だった言語学の研究職に就き、毎日イキイキと大学で研究を続けています。しかし、研究者の給料って正直低め……。それでも、彼が楽しそうなら、まぁいっか! 私も働いているので、2人でつつましく暮らしていければそれで十分、そう思っていたのですが。

 

義母が転がり込んできた!

そんな私たちの生活が一変したのは、つい数ヶ月前のこと。 義母が突然やってきて、「マンションを追い出された」と言うのです。

 

カズヤが驚き、「追い出されたって…どうして?」と問いただすと、義母は「ちょっと家賃を半年ほど滞納しただけで追い出されちゃったのよ」と軽い口調で言うのです。しかも「行くところがないから、しばらくここでお世話になるわ」と、当然のように宣言するのでした。

 

義母はもともと、義父が亡くなってからも広いマンションに住み続けていました。家賃の支払いについては「遺族年金と保険金があるから大丈夫!」と豪語していたのに、わずか2年で資金が底をつくとは……。 カズヤが「お金はどうしたんだ」と聞くと、義母はケラケラ笑いながら「使い切っちゃった!」と一言。 カズヤはブチ切れ寸前だったが、私はとりあえず「引っ越し資金を貯めるまでの期間限定なら」と、家事に協力すること、贅沢は一切禁止することを条件に渋々OKしました。  しかし、その約束はあっさり破られることになるなんて……。

 

 

義母、やりたい放題の居候生活

その後、通販の爆買いが止まらない義母の姿が。「送料を無料にするために、ついでにセーターも買ったのよ」と自慢げに語る姿に、私は頭を抱えていました。 生活費を入れなくていい代わりに貯金をするはずが、浪費ばかり! しかも「観劇旅行に行きたいから、お小遣いちょうだい」と私にまでお金をせびる始末。

 

カズヤが「お金はない」とピシャリと断ると、「カズヤの給料が低すぎる! 転職させなさい」と私に圧をかけてきたのです。 それだけならまだしも「ダブルワークすればいいじゃない!」と私に向かって言い始め、私たちは「どうにかして義母に出て行ってもらわないと…」と頭を悩ませていました。

 

祖父からの思わぬチャンス!

そんなある日、私の祖父から連絡が入った。「カズヤくんにぴったりの仕事があるが…」と持ち掛けられたのは、カズヤの研究に関連する企業の求人だった。 しかも待遇は良く、研究も続けて良いと言う好条件!

 

私は祖父から聞いた給与額を書いたメモをカズヤに渡しました。 するとカズヤが「おおっ!今の給料より100万アップしてるぞ!」と言うのです。 私が書いたメモには100万以上の金額なんて書いてなかったからビックリ! 「読み間違いじゃない?だってそこには……」と声をかけると、カズヤの給料明細とこの提示額を見比べてやっと冗談の意味がわかり、私はクスクス笑いました。

 

ある日、大荷物を抱えて義母が帰宅し驚愕! 毛皮に宝石、ブランドもの……オーダー品まで注文し、「カズヤのお給料100万円アップなんでしょ!?昇給で支払いよろしくね♪」と嬉しそうに言うのです。

 

私が「ちょっと待ってください。カズヤの給料が100万アップってどういうことですか?」と聞くと、義母が不適な笑みを浮かべ「しらばっくれても無駄よ! カズヤが転職を決めて、新しい会社では給料が100万円も上がるってこの耳でしっかり聞いたんですからね! 」と……。そのとき、私たちが寝室で話していた転職の話を義母が盗み聞きしていたことを知りゾッとしました。しかし、あの会話は私とカズヤの冗談だったことには気づいていないようで……。

 

まさかの転職先に義母、崩れ落ちる!

ニヤニヤしながら義母を見つめる私とカズヤ。 私が「お義母さん、そんなにカズヤの給料アップが嬉しいんですね?」 と問うと、「もちろんよ! 給料100万円増えるのは素晴らしいことだわ!」 と意気揚々と話します。

 

私が「では早々に出て行ってくださいね♪」 と言うと、顔が引きつる義母。 私は「カズヤの転職先はベトナムなんです! 」 と説明します。そして「お給料がアップするのは100万円ではなく、100万ドンなんです。実際の昇給分は6000円くらいなんです! 私たちの会話を盗み聞きしていましたよね? 私たちは100万円とは言っていませんよ?」と伝えると崩れ落ちる義母。「お義母さん、ブランド品の支払いもあるでしょうし、早く返品したほうがいいですよ。そうしないと毛皮を抱えたまま路頭に迷いますからね」 と忠告しました。予想外のことに泣き叫ぶ義母を無視しカズヤは「もう母さんとは縁を切る。今後は頼ってこないでくれ」と、ついに絶縁宣言!

 

 

こうして、私たちはベトナムへ。義母はと言うと、田舎の親戚を頼ることになり、今では慣れない農作業にヘトヘトらしい。 一方の私たちは、ベトナム生活を満喫中! 物価も安いし、気候も温暖。食べ物も美味しくて最高! 次の休日にはカズヤを誘って、ビーチリゾートに小旅行でも行こうかしらと計画中です!

 

◇ ◇ ◇

 

親子であっても、依存される関係が続けば、やがて限界がくるもの。最初は受け入れても、相手の態度が変わらなければ、関係を見直すことも必要です。 人は環境を変えれば生き方も変わるもの。義母が新しい生活の中で少しでも自立し、自分で人生を歩めるようになってくれるといいですね。

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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