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「実は僕、経験がなくて…」意中の上司にぶっちゃけ相談をしたら…まさかすぎる展開に!?

社会人3年目。僕はこの年齢まで恋愛経験はゼロでした。実は会社の女性上司に好意を抱いていましたが、僕は彼女に不釣り合いだと自分の気持ちを閉ざしていました。彼女のことを忘れるために、新しい恋愛をしようとマッチングアプリを使ってみたのですが、彼女への思いを完全に断ち切ることができないうえに、アプリでの恋愛もなかなかうまくいかなくて……。

叶わないと思っていた恋

昼休みの休憩室でため息をついていると、同僚に「ため息ばかりついていると運が逃げるぞ」とからかわれた僕。

 

その理由は、「彼女が欲しい」と思って始めたマッチングアプリがうまくいっていなかったからでした。プロフィール写真とまるで違う女性が現れたり、怪しい物を売られそうになったり散々な目に。何度かデートをした相手でも、最終的には「友だちとしてなら」と言われてしまうことが続いていました。そんな僕の悩みを聞いた同僚は、「諦めたらそこで試合終了だぜ?」と漫画の名言を引用して励ましてくれたのでした。

 

そのとき、課長であり僕の上司であるA子さんが休憩室に。「頼んでいた案件の進捗は?」と尋ねられ、慌てて姿勢を正し、進捗を答えた僕。するとA子さんは微笑みながら「注文が多いクライアントだけど、よろしくね」と言い残し、去っていきました。

 

その様子を見ていた同僚は、にやにやしながら「やっぱりまだ好きなんじゃん?」と言います。そう、実は僕は上司であるA子さんに思いを寄せていました。彼女は入社3年で課長に昇進。女性社員たちの憧れの的でもあります。一緒に仕事をするうちに彼女への好意に気づいた僕でしたが、上司という立場に気後れし、彼女にアタックする勇気など出せなかったのです。

 

そのため、マッチングアプリを始め、新しい恋愛を探し求めていたのでした。

 

何気ない会話から…急接近!?

ある日、残業でA子さんと2人きりになりました。何気ない会話をしながらお互い仕事をしていたとき、ふと同僚の言葉を思い出した僕。「自分の失敗談を話すと、女性は心を開いてくれる」……。これを機にA子さんと距離を縮められるかもしれない。そう思った僕は思い切って相談を持ちかけました。

 

実は僕……恋愛経験がゼロなんです」。

 

「実は僕、経験がなくて…」意中の上司にぶっちゃけ相談をしたら…まさかすぎる展開に!?

 

僕の突然の言葉に、A子さんは目を丸くして驚いていましたが、なぜか顔を赤らめていて……。ちょっと冗談的に「もしかして……お仲間ですか?」と尋ねると、A子さんは書類を落とし、動揺した様子。どうしたのだろうと思っていると、A子さんは「私は、それなりに恋愛経験が豊富なの」と言い、「試しにデートに行きましょ」と、なんと僕をデートに誘ってくれたのです!

 

デートで連れられた驚きの場所とは

デート当日。行き先は僕が事前に予約をしていたおしゃれなカフェへ。しかし、僕が予約した際によく確認していなかったようで……。案内されたのは対面で座るテーブル席ではなく、2人並んで座るカップルシート。

 

「実は僕、経験がなくて…」意中の上司にぶっちゃけ相談をしたら…まさかすぎる展開に!?

 

距離がかなり近く、僕は終始ドキドキしっぱなしでした。

 

そして緊張の中カフェを楽しんだあとは、「次はA子さんの行きたいところへ行きませんか?」と提案してみることに。すると、彼女は戸惑いながらも「引かない?」と僕に確認してきました。「引いたりしないですよ!」――そう伝えると、彼女が案内してくれたのは……まさかのプロレス会場でした。

 

驚く僕を見て、「やっぱり興味なかった?」と不安そうなA子さん。しかし、僕は子どものころからの大プロレスファン。むしろ大興奮でした。そのことを伝えると、A子さんは驚きつつもうれしそうに笑ってくれ、2人でプロレス観戦を楽しんだのでした。

 

そして、僕たちは休日に2人でプロレス観戦に行く仲になりました。

 

僕が好きなのは…

しばらく経ったある日。会社の休憩中に、僕は女性の同僚たちの恋の悩みなどを聞いていました。その際、同僚たちから好きな人はいるのか?と聞かれ、A子さんのことを思い浮かべながら「好きな人はいる」と答えると……。

 

ちょうどそのときA子さんが休憩室へ入ってきたところで、僕らの会話を耳にしたよう。そして、彼女は悲しそうな表情を一瞬見せ、逃げるように休憩室から出ていってしまいました。

 

彼女のことが気になった僕は、慌てて彼女を追いかけ……。すると「どうして追いかけてきたの?」とツンとした態度の彼女。

 

そこで僕は意を決し……「僕が好きなのはA子さんです。入社したときからずっと」と自分の思いを伝えました。A子さんは驚きながらも頬を赤く染めていて……。

 

「実は僕、経験がなくて…」意中の上司にぶっちゃけ相談をしたら…まさかすぎる展開に!?

 

そして僕はあるプロレスのチケットを差し出しました。これは彼女と一緒に行こうと思って頑張って取ったもの。「もし僕の気持ちを受け取ってもらえるなら、一緒に行きませんか?」と誘うと、A子さんは驚いた表情を見せ、A子さんもポケットからチケットを取り出しました。

 

なんとそれは同じ試合のチケットだったのです。2人でお互いを誘おうと同じ試合のチケットを取っていたことに驚きながらも、「やっぱり僕は彼女が好きだな」と感じた瞬間でした。

 

こうして僕たちは、職場では上司と部下のままですが、プライベートでは恋人の関係になったのです。

 

その後わかったことですが、彼女も実は恋愛経験がほぼなかったとのこと。僕から相談を持ち掛けられた際、「上司である自分が恋愛経験がない」とは言い出せず、「恋愛経験が豊富なの」とウソをついてしまったとのことでした。会社では仕事のデキる、クールでカッコいい上司である彼女。でも僕はプライベートでの、そんなちょっとおちゃめで愛らしい彼女の一面がとてもかわいいなと思っています。

 

今のところ僕たちの関係は会社には秘密にしていますが、平日は職場で、休日はお互いどちらかの家で顔を会わせるという、とても幸せな毎日を送っています。

 

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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