幼なじみが婚約者を狙っている!?
ある日のこと、婚約している彼から「君の幼なじみから狙われているんだ」との連絡が届きました。幼なじみのA子とは最近も2人で会ったばかり。ですが、そのときには私の婚約者を狙っている素振りなど少しもありませんでした。
彼に詳細を聞くと、「私の幼なじみから猛アタックを受けている」とのこと。A子は彼が副社長を務める会社に新入社員として入ってきて、頼んでもいないのに手作り弁当を毎日渡してくるというのです。さらに、帰りの時間を見計らって待ち伏せまでされているそう。
彼は、私に心配かけまいとうまくかわしていたようですが、さすがに手に負えなくなってきたため、A子と話し合ってほしいと言います。
私はひとまずA子に連絡してみることにしました。
幼なじみは堂々と略奪宣言
A子に「私の婚約者に近づくために会社に入ったって本当なの?」とメッセージを送信。するとA子は、「あーあ、もうバレちゃった。バレる前に略奪するつもりだったのに」と言うではありませんか。まさか本当に婚約者を狙っていると聞いて私はびっくり。
「自分が何を言っているかわかっているの?」と問い詰めるも、彼女は「あんたがいけないのよ。抜け駆けするから。自業自得よ」と逆ギレ。さらに「あんたが玉の輿に乗れるなら、私が乗ってもいいじゃない!」と意味のわからない持論を展開し始めました。
さらに、「彼は手作り弁当をいつも全部食べてくれる」「この間はメッセージカードまで入っていたのよ」など、彼も自分に好意があると言いたげなメッセージが届き、私はさらに困惑。「とにかく、彼ははっきり迷惑していると言っていたわ」と伝えると、「絶対に私のものにしてみせる!」とだけ送られてきて、連絡は途切れてしまいました。
話がまったく通じないA子。彼女がこのような性格だとは、今まで気がつきませんでした。ただ、これ以上A子を刺激すると、彼の仕事に影響を与えてしまうかもしれません。私は彼にA子とのメッセージを見せ「この調子だから、引き続きうまくあしらってほしい」とお願い。彼も「わかった。とりあえず我慢するよ」と言ってくれ、私たちは様子を見ることにしたのでした。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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