幸せな時間を過ごしている…と思っていた
約2年前の12月24日。クリスマスイブに、当時付き合っていた2個下の彼女とデートをしました。六本木でイルミネーションを見て、食事をし、夜景の見えるレストランで彼女が大好きなモンブランを食べて……。途中で僕たちが大好きな動画クリエイターに遭遇し、写真を撮ってもらうなど、僕にとってはとにかく幸せな時間でした。
僕は「いいことがあったらそのぶん悪いことが起こるし、悪いことがあったらそのぶんいいことが起こる」という説を信じているのですが、このときは幸せすぎて、「このままだと死を覚悟しなければいけないのかな?」と思うほど浮かれていたことを、今でも覚えています。
そして彼女を最寄駅まで電車で送って、別れ際にクリスマスプレゼントを渡そうとしたときです。彼女から「そのプレゼント、受け取れない」と言われてしまいました。
そのまま彼女は続けました。「元カレが忘れられなくて……。別れてほしい」と。
まさかの言葉に僕は絶望しました。今日、こんなに楽しいデートをしていたのに、なぜだ?と。その後のことはよく覚えていませんが、別れを告げられ、僕は受け入れるしかありませんでした。クリスマスイブ、素敵な時間を送っていたと思っていたのは僕だけだったのかもしれないと思うと、とても悲しく、まさかすぎるタイミングで僕はフラれることになってしまったのでした。
後日、元カノの友だちと会った際に、僕がフラれた本当の理由を聞きました。彼女が僕と交際してくれたのは、初めて会った飲み会で「この人と付き合ったら楽しそうだな」と思ってくれたからだそうです。しかし付き合い始めて「面白いだけで恋人としてはちょっと違った」と感じたのだとか。元カノは、「元カレ」とは別の男性とお付き合いを始めたようでした。
とてもショックなお別れでしたが、今は「面白いながらも、カッコいい大人を目指さなくては」と気持ちを切り替えています。
著者:水崎ツバメ/20代男性・野球が大好きな大学4年生。元気で騒がしいところだけが取り柄。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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