「20年以上も不倫を！？」私の退職金を根こそぎ奪う妻の黒い再婚計画。不倫妻が迎えた最悪の末路は

 

思い返せば、もう何年も妻とまともな会話をしていなかった私。「おはよう」や「おかえり」と言っても、妻はいつも無言。大きないさかいがあったわけでもないけれど、よそよそしい態度なのです。

 

一方で私は息子夫婦とは仲が良く、嫁からおかずの差し入れをもらうこともしばしば。幸せそうな息子を見て父親としてはうれしい半面、定年退職後の自分と妻との生活を考えては落ち込む日々でした。

 

もちろん私は、夫婦関係を修復すべくいろいろ努力したつもりですが、一方通行ばかり。熟年夫婦とはこういうものかと自分を納得させようとしていましたが……。

 

とある日曜日、息子夫婦に誘われてショッピングモールに出かけることに。妻はいつものようにパートだと言って朝から不在だったので、3人で買い物を楽しんでいました。

 

すると嫁が急に、「2人とも、顔を隠して！」と小声で言うのです。何事かと思いながらも顔を隠し、物陰から嫁の指すほうを見ると……。そこには妻と見ず知らずの男性がイチャつきながら座っているではありませんか！

 

あっけにとられた私は、目が点。妻が何をしているのか理解できませんでした。対して息子は状況を素早く察知。

 

「母さん、やっぱり……！ 父さんを裏切るなんて許せないよ」

 

今にも怒鳴り込んでいきそうな息子をなだめた嫁は、「まずは調査して証拠をつかまなきゃ」と冷静に言いました。

 

聞けば、息子夫婦は前々から妻が不倫しているのではと疑っていたのだとか。実際に現場を目撃したのは初めてだったそうですが、思うところがあったようです。

 

会話も少ない熟年夫婦になってしまった私たちだけれど、完全に裏切られていたなんて……。私は事実を受け止められず、間違いであってほしいと願いながら妻の調査をすることを承諾しました。

 

数週間の調査後。結果は完全に黒でした……。相手はパート先のスーパーの店長。なんと20年間も不倫関係にあったことまで判明したのです。

 

「今まで生活のためだけに我慢していたけれど、夫が定年を迎えたら退職金をゲットして即離婚！ そうしたらあなたと晴れて再婚よ♡」と店長に甘えている録音までありました。

 

自分は妻にとってただの金づるだったとようやく気付いた私は、大ショックを受けました。息子には、「父さん、さっさと離婚しちゃいなよ」と言われましたが、頭を冷やして黙考。そして、とある計画をもって妻に一矢報いることにしました。

 

私は何も知らないフリをして、そのまま定年退職の日を迎えました。退職金の受領予定日になると、妻は上機嫌で銀行へ。しかし私は、ひと足先に口座から全額を引き出しておきました。

 

帰宅するなり妻は、「貯金がゼロなんだけど、どういうこと！？ あんたの退職金はどこ？」と、今まで話さなかったのがウソのようにまくし立ててきました。

 

私は「お前に退職金は渡したくない」と、そのまま妻の不倫の証拠を突きつけました。「何なら慰謝料をもらう権利があるのはこっちだ。お前に20年間も不倫をされていたんだからな」

 

そこに現れた息子も、私に加勢してくれました。「母さんは家から出て行って浮気相手と再婚するんだろ？」

 

こうして家から追い出された妻。不倫相手に泣きついたものの、不倫がバレて慰謝料を請求されるとわかるとすぐに捨てられ、実家に出戻ったようです。一方の私は、退職金の残りで小さなマンションを購入。シニア枠で再就職した仕事も順調で、息子夫婦と仲良く第二の人生を満喫しています。

 

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妻に20年も不倫をされていたショックは計り知れません。しかし、過去を清算して新たな人生を歩むことに。息子夫婦には、両親を反面教師にして末長く幸せでいてほしいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。