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「日本語を知らないのか?」怖…同じマンションの住人が豹変→緊迫の場面に、まさかの人物が現れて!?

結婚した直後に妊娠した私は、諸手続きに引っ越しにと忙しい日々を送っていました。そんなある日、マンションで怖い思いをすると同時に、心が温かくなるような出来事がありました。

急に豹変した男性

引っ越しを終えてしばらくしたある日、マンションのエレベーター前で60代くらいの男性と出会いました。あいさつすると、「見ない顔だね」と言われ、最近引っ越してきたことを伝え、改めて引っ越しのあいさつをした私。すると、男性は興味津々に、なぜ引っ越してきたのか、結婚しているのか、子どもはいるのかなど、私の身の上を根掘り葉掘り聞いてきたのです。

 

少し驚きながらも返答していた際、うっかり夫のことを「旦那さん」と呼んでしまいました。その瞬間、男性の顔色が変わり、「あんた、外国人か? 日本語を知らないのか?」と、急に厳しい言葉を投げかけてきたのです。

 

さらに、「最近、マナーを守らない外国人が増えて困っているんだよ。ご主人はちゃんと日本人なの?」など、予想もしない質問が次々と続きました。

 

私がどう返答していいのか分からず戸惑っていると、ちょうどそこへ70代くらいの見知らぬ女性がやってきました。

 

 

まさかの救世主現る!

すると女性は男性に向かって、「初対面の人にそんな失礼なことを言うなんて、あなたこそ日本語を知らないの?」と、きっぱりと言ってくれたのです。その言葉に、男性はその場からそそくさと去っていきました。

 

女性はやさしく私にほほ笑んで、「あんな人ばかりじゃないのよ。気を悪くしないでくださいね」と声をかけてくれました。

 

そして、私が鞄に付けていたマタニティマークを指さしながら、「大変だろうけど、がんばってね」とウインクをして、サッと立ち去ったのです。女性のやさしさと温かさに、私は心から救われた気がしました。

 

 

男性の無神経な言葉に動揺し、怖い思いをしてしまいましたが、女性のおかげで、逆に心が温かくなりました。思いやりの大切さを改めて感じ、私も他の人にやさしく接しようと心に誓ったのでした。

 

 

著者:木下うめ子/30代女性。2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。

イラスト:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

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