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「あれ?なくなってる…?」娘の友だちが帰ったあとに消えたおもちゃ…私が違和感の正体は…

長女が小学3年生のころのことです。長女の同級生の友だちAちゃんが、わが家に遊びに来ました。彼女はわが家に来るなり、娘ではなく、机の上に並べられた長女と次女のガチャガチャのフィギュアに強い関心を示していました。すると、とんでもない展開になってしまったのです――。

 

何かが足りない違和感

Aちゃんはフィギュアをじっと見つめたり触ったりしていたので、強く興味を持っているようでした。

 

しばらくして、お菓子とジュースを長女とAちゃんに用意すると喜んで食べてくれて、その後、折り紙を折って遊んでいました。やがて人生ゲームが始まり、楽しそうな笑い声や話し声が聞こえてきたので、私は安心してキッチンで夕飯の準備を始めました。

 

Aちゃんには「17時まで遊べるよ」と伝えていたので、時間になると一緒に片付けをして、Aちゃんは帰りました。そして、ふと机を見ると、何かが足りないような違和感を覚えました。よく考えると、フィギュアが3個ほど消えていたのです……!

 

 

長女に確認したところ「私は触っていない」と言いました。一緒に付近を探したけれど、見当たりません。床に落としたのかなと思ったのですが、床にも見当たりませんでした。まさかAちゃんが……?と頭をよぎりましたが、『そんなはずないよね』と自分に言い聞かせました。

 

数日後、長女ともAちゃんとも親しいBちゃんのママとLINEでやり取りする機会がありました。するとBちゃんママから、Aちゃんが家に遊びに来たことがあるか聞かれたので、先日来たことを伝えると、「Aちゃんが遊びに来ると何かがなくなるから気を付けて」と言われたのです。

 

 

新しく買ってあった消しゴムと鉛筆のキャップがなくなったほか、簡単なミニサイズのゲーム機がついたキーホルダーなど、いろいろな小物がなくなったと言うBちゃんママ。Aちゃんがくるたびに何かがなくなるため、Bちゃんママは、犯人はAちゃんだと確信を持っている様子。最近では小物は出さないよう対策をしたり、大人が近くにいて見守るようにしているとのことでした。

 

結局、わが家のフィギュアは見つからないままでしたが、Aちゃんへの小さな疑念は消えませんでした。子どもたちが安心して過ごせるように、私たち大人がそっと見守り、ふとした違和感にも気づける目を持つことの大切さを感じた出来事でした。

 

著者:沼田めぐみ/30代女性/2人の成人した娘の母。現在はパート勤務中。趣味はポイ活。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

 

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