小学校から帰ってきた娘
ある日、娘が帰宅するとほのかに甘い香りがしました。小学2年生の娘のまわりでは、良い香りのするリップクリームやハンドクリームが流行っているので「さては誰かがこっそり学校に持ってきたのかな?」との思いが頭に浮かびました。さりげなく娘に「なんだかいい香りがしない?」と聞いてみましたが、娘はきょとんとした様子でした。
数日後も漂う香り
その日はそれ以上聞かず、数日後。帰宅した娘からまた甘い香りが漂ってきたのです。「ハンドクリーム?」と思い娘の手を確認しましたが、甘い香りは洋服からする様子。「だれかに香水を付けてもらった?」と聞きましたが、「誰も持ってきていないし、なんにも付けていないよ」という娘の言葉に嘘はなさそうでした。
金曜日に正体が判明!
その翌日も甘い香りが続き、娘に聞いても誰も香水を持ってきていないとの返答。なんだろうと悩んで迎えた週末、香りの正体が判明しました。その正体は、柔軟剤の香りが強く残った給食用の白衣だったのです。
娘の通う学校では給食の白衣はクラス内共用です。給食当番になると、平日は学校で保管し、金曜日に持ち帰って自宅で洗濯し、週明けにまた学校に持っていくシステムになっています。
白衣は給食当番の人数分(5〜6枚)あり、わが家より前にどの家庭が洗ったのかはわかりません。その香りが娘の服に付いた状態で帰宅していたので、甘い香りが漂っていたのでした。
以前、白衣に香りが残っていて、香りに敏感な子どもが困っているというニュースを聞いたことがありました。しかしこんなに香った状態でまわってくることがあるとは思わずびっくり。自分では慣れて気づきにくい香りでも、他人には不快に感じられる可能性があると痛感し、わが家でも改めて洗濯方法を見直すきっかけになりました。
著者:河原りさ/30代女性/2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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