隣のテーブルの男性がかけてきた衝撃の言葉
生活リズムが整ってきたと言っても、まだ子どもは1歳で、日によっては寝る時間が短かったり離乳食を食べない日があったりするため、私はストレスが溜まっていました。
そんな私を見かねて「たまには外で食事しよう」とカフェに誘ってくれた夫。家族3人で行くランチはとても楽しい時間でした。
すると隣のテーブルに座っていた高齢男性が「子どもはいくつなの?」と話しかけてきました。私は「1歳です」と返しました。
「ふーん、しかしあんた……」と、男性は私に向かって続けました。「旦那と子どもはイケメンだけどあんたはダメだね、身なりを整えろ」と説教してきたのです。今なら見ず知らずの私に失礼なことを言う人のことなど、まともに受け止めなくてもよいと思えます。けれどもストレスが溜まっていた当時の私は、頭が回らず、その言葉を受け止めてしまって、その場をヘラヘラとごまかすしかできませんでした。
そして帰宅後、なんで私のことを何も知らない人にダメだと言われなくてはいけないんだろうと、悔しくて涙がでてきました。それと同時に、子どもが生まれてから余裕がなく、子ども優先の生活スタイルのため、出産前のようにおしゃれに気を配らなくなっていたことを改めて実感しました。少しずつ余裕が出てきた今なら、再びおしゃれに時間をさけるかもしれないと感じた私は、その後、メイクや服装に気を使うように。
きっかけは男性の一言というのが悔しいですが、子育て中の忙しいときにでも、少しの時間を自分のおしゃれに費やすことで気持ちが上向きになったのを感じています。切り替わるきっかけになったと、男性の言葉も前向きにとらえたいと思います。
著者:鈴木美奈代/20代女性/1歳と5歳を育てる20代主婦。スーパーに勤務。
イラスト:たかだきなこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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