よその子の性別を間違えてしまった…
その子は、スコップやバケツなどの一般的な砂場セット以外に、電車の形の型抜きも持っていました。息子はスコップしか持ってきていなかったので、その型抜きは魅力的に見えたのでしょう。「あっ!」と声を出しながらおもちゃを指さして、その子にたたっと駆け寄りました。そして、その子の手から型抜きを取ったのです。「これはお兄ちゃんのだからダメだよ!」と私が言うと、その子の母親がすぐさま「お兄ちゃんじゃないんですけど! 女の子ですよ。失礼なっ!」と強い口調で言います。私は間違えてしまった……と申し訳ない気持ちになり、すぐさま「間違えてしまって申し訳ございません……!」と謝りました。すると母親が「お兄ちゃんからのお下がりの車の服を着せてるから間違えたんですか? すみませんね、お下がりしか着せられない貧乏な家で」と予想外の発言をされてしまいます。「いえ、そんなつもりは……」と否定をしようとすると「そんな憐れむような目で見ないでいただけますか? 気分が悪いです」とヒートアップしていったのです……。
性別を間違えてしまったことは申し訳ないと思いますが、ここまで言われないといけないものなのか……? とモヤモヤしてきた私。しかし「すみません」としか言えずそのままうつむいていると、女の子が「ママ、怖い。そんなに怒ると鬼になっちゃうんだよ、テレビで言ってたもん」と泣き始めたのです。母親はハッと我に返った様子で「鬼になんかならないよ、もう怒らないから泣かないで」と言い、私にも「言い過ぎてしまってすみません」と謝ってくれたのでした。私は「私こそすみませんでした」と言い、公園をあとにしました。
今回は女の子の発言がきっかけでなんとか和解することができましたが、そもそも私がその子の性別を間違えてしまったことが発端……。今後は、男の子はこう、女の子はこうというような無意識のうちのイメージにとらわれて、持ち物や服装から性別を判断しないように気をつけようと思った出来事でした。
著者:谷口ひかり/30代・ライター。1歳の男の子を育てるアラサーママ。意思表示ができるようになった息子は地面に転がり今日も泣いている。初めての育児に奮闘中。毎日の楽しみは寝かしつけ後の晩酌。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
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