恐怖の手作りタルトケーキ
わが子はうれしそうに撫でて、猫とママ友の子どもと一緒に遊び始めました。私とママ友はリビングでソファに座って過ごしていましたが、部屋の隅やソファの隙間に猫の毛が溜まっているのが少し気になってしまったのです。
しかし、掃除をしても追いつかないんだろうな、長毛の猫だから大変なんだろうなと思い、気にしないようにしていました。そんなことを考えながら、おしゃべりを楽しんでいると、「おやつにしよ〜」と、手作りのタルトケーキを出してくれたママ友。
子どもたちは大喜び。きれいな見た目のタルトケーキに目を奪われ、「すごいね! 作ったの?」なんて、私も喜んでいたのですが、いざ食べようとしたそのとき……!
ケーキの上に猫の毛を見つけてしまったのです。よく見てみると、ケーキの上は猫の毛だらけ。ケーキに練り込まれるかたちで入ってしまっている猫の毛もありました。
私は、せっかく作ってくれたので指摘するのが申し訳なく、しかし食べるのには抵抗があったので、ママ友には急用を思い出して今すぐ出なければならないと伝えて、失礼を承知で「本当に申し訳ない」と何度も謝罪をして、子どもを連れて帰ることに……。
せっかく作ってくれたのに、どうしても食べることができず、本当に申し訳なかったです。しかし、気持ちはとてもうれしかったので、後日、買ったお菓子を渡して改めてお詫びもしました。
その後もママ友から家に遊びに来ないかと誘われますが、猫の毛が入ったお菓子やご飯を出されると困ってしまうので、やんわりと断り、お家に行くのは遠慮しています。しかし、付き合いたくないわけではないので、それからはカフェやファミレスでお茶をしています。
著者:山田 花子/30代・女性・主婦。1児の母。
イラスト:あま田こにー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!