「大切にする」って言ってくれたのに…
高校時代から仲の良い友人であるAが女の子を出産。別の友人Bたちと出産祝いを贈ることにしました。相談の結果、ベビー服を贈ることに。成長に合わせて長く着られるようにと、あるブランドの黄色い花柄のワンピースを選び、出産から数カ月後、Aの自宅に友人一同が集まりプレゼントしました。プレゼントを受け取ったAは「ありがとう! 大事にするね」と喜んでくれ、私たちは気に入ってくれてよかったと安堵していました。
しかし後日、一緒にAの出産祝いを購入したBから「これ見て!」とメールで連絡がありました。Bから送られてきたのは、とあるフリマサイトのスクリーンショット。そこには、Aの家のカーテンを背景に、私とBを含めた友人一同が出産祝いであげたベビー服が写っていました。さらに出品商品名には「【新品】」の文字があり、商品詳細には「1度も着用していません」と書かれていたのです……!
怒ったBは、「聞きたいことがある」とAを呼び出し、私もその場に同行。会うなり、Aに「これどういうこと!?」と問い詰めると、「バレちゃったならしょうがないかぁ」と言い、続けて「うん、だってかわいくないから売っちゃったよ。あんな服、子どもに着せたくないんだけど」と悪びれもしない様子で言い放ちます。Aは子どもに自分が好きなくすみカラーの服しか着せないと強いこだわりを持っているようで、出産祝いであげた服を1度も着せないままフリマサイトで売ったようでした。子どもには自分の好みの服を着せたいというこだわりもわかり、私たちが確認せずにプレゼントしてしまったことも申し訳なかったなと思います。しかし、あまりにもひどい言い方に私とBは呆れてなにも言えず、「じゃあね」と言うAと別れました。この一件以降、Aとは距離ができてしまい会うこともなくなってしまったのでした。
仲の良い友人がプレゼントを売っていたことを知り、ショックを受けた私。出産祝いを贈る際は、事前に相手の好みもリサーチしておくことが大切だと学び、私自身も相手の厚意を無下にしないように気をつけようと決めた出来事です。
著者:安藤沙奈/20代・ライター。1歳の娘を育てるママ。娘が生後7カ月のときに復職。夫は残業で帰宅時間が遅く、平日はほぼワンオペ。子どもを寝かしつけたあとに、自分へのご褒美で食べるスイーツが大好き。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!