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婚約者と義母「生理痛なんて都市伝説だ!怠けるな!」罵倒される私→まさかの味方登場!衝撃の制裁が!

私は婚約者の彼と同棲を始めたばかり。結婚間近で幸せかと思いきや、深刻な悩みを抱えています。実は、生理痛のつらさを彼がまったく理解してくれないのです。さらには、痛みで動けない私に、家事をサボるなと文句まで。どうしたらわかってくれるのか、不安を募らせていたある日……。

 

風邪気味だったこともあり、いつもより生理痛がひどくて動けなかった私。そんな私の姿を初めて見た彼がこう言いました。「生理痛なんて都市伝説だ」さらには、「ちゃんと家事をしろ! 生理痛を理由に怠けるなんて結婚する意味が無い」とまで……。

 

生活費は折半しているのに、家事はすべて私任せの彼。私が反論すると「それなら、女性として大先輩である俺の母親に意見を聞こう」と、体調が最悪な私を、無理やり実家に連れて行ったのです……。

 

 

彼の実家で待ち受けていた最悪の状況

彼の実家に到着すると、そこには彼の両親と、結婚して家を出た姉の姿まで。彼はすぐに、私が生理痛を理由に家事をサボると話し出しました。それを聞いた彼の母親は「生理痛を言い訳に主婦業をサボるなんて言語道断!」と、私を責め立てます。

 

生理痛には個人差があり、私は通院するほど重症だと説明しましたが、「生理痛がひどいということは男関係にだらしがない証拠」と、とんでもない偏見を言い出したのです。最終的には、彼に私とは別れるべきだとまで。

 

それに対して彼は反論するどころか、あっさりと承諾。父親も加担し、「捨てられて当然だ」と笑いました。あまりにもひどい言葉に、私は言い返そうとしたのですが……。

 

 

味方登場!声を上げたのはまさかの…?

「いい加減にして!」
突然、叫んだのは私ではなく、彼の姉でした。彼女はそのまま、激しく両親と弟に詰め寄ったのです。

 

彼女も昔から動けない日もあるほど生理痛がひどかったと言います。しかし、そのたびに家族から「怠けている」「甘えている」と決めつけられ、病院にも連れて行ってもらえなかったそうです。

 

私は理解してくれる味方がいるうれしさに、涙があふれて止まりませんでした。彼の姉は激怒しながら3人に絶縁を宣言。そして、初孫を抱かせるつもりもないと告げました。

 

なんと、彼女はこのとき妊娠中。初孫の存在を聞き、焦りだす両親でしたがもう手遅れ。彼女は私の手を引いて、その場から立ち去りました。

 

この一件を機に、私と彼は婚約を解消し、同棲も終了。

 

私と別れた直後、彼は学生時代に付き合っていた元カノと結婚しました。しかし、彼は結婚してすぐのころから、なぜか彼が私に頻繁に連絡してくるようになったのです。しばらく無視を続けていると、待ち伏せまでされて……。

 

 

衝撃の制裁が…!元婚約者の転落人生とは

仕方なく私は、彼の話を聞きました。すると、交際1カ月で彼と結婚した元カノは今、なんと妊娠3カ月だと言います。元カノは結婚当初すでに妊娠していて、しかもそれが彼との子ではなく、彼と交際する前に不倫関係にあった相手との子だとわかったそうなのです。

 

その事実を知った彼は、不倫相手の子を育てることが嫌で、元カノとは離婚して私と復縁しようと考えたのです。なんて都合のいい……。

 

別れを受け入れた私への当てつけで結婚したと言い、やり直したいとすがってきますが、復縁なんてするはずありません。私は復縁をきっぱり断り、もう二度と私の前に現れないでほしいと伝えると、諦めてトボトボと去っていきました。

 

その後、彼は不倫相手の子を受け入れて、育てることにしたと彼の姉から聞きました。しかし、彼の両親は「他人の子なんてかわいくない」と言い、サポートを拒否。さらに、元カノと不倫相手は関係が続いているようで、子育ては彼任せ。生理痛を言い訳に家事をサボらない女性と結婚し、幸せを手に入れたかと思いきや、悲惨な様子です。

 

私はというと、今でも彼の姉と仲良くさせてもらっています。彼女の旦那さんは、生理痛にも理解があり、温かいお茶をいれてくれたり、家事も育児もすべて代わってくれたりと、とてもやさしい人で、たまに会う私にまで気を遣ってくれます。

 

生理痛は女性特有のもので、男性が完全に理解するのは難しいことかもしれませんが、彼の姉の旦那さんのように理解しようと努力してくれる男性もいるとわかると、心が温かくなります。いつか私も、そんな素敵な人に出会えるといいなと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

他人の痛みを理解するのは難しいですが、それでも一生懸命寄り添ってくれる姿勢は、うれしいものですよね。知ろうともせず、理解しようともせず、自分の価値観を押し付けるだけでは、彼のように大切な人を失ってしまいます。

 

気づいたときには手遅れだったということにならないよう、日ごろからそばにいてくれる人を大切に、相手の気持ちに寄り添う努力を怠らないようにしたいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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