驚くくらいご飯がどんどん進む肉料理
テレビ朝日『おかずのクッキング』で料理研究家・土井善晴さんが「鶏肉の照り焼き」のレシピを紹介していました。
たまり醤油や八角など、普段あまり使わない調味料を使用するため、最初は難しいのかなと思いましたが、作り方はとってもシンプル。
レシピを見ながらでも、あたふたすることなく、スムーズに作れました!
土井善晴さん「鶏肉の照り焼き」の作り方
材料(2~3人分)
・鶏肉(鶏もも肉)…1枚(280g)
・たまり醤油…大さじ2
・酒…大さじ3
・ザラメ糖…大さじ2
・八角…1個
・植物油…大さじ1
それでは作ってみましょう!
作り方①鶏肉を焼く
フライパンに植物油を引いて、鶏肉を皮目から中火で焼いていきます。焦げないように注意しながら、焼き色がつくまでじっくりと。
つい触りたくなる気持ちをグッと抑え、時折フライパンにお肉を押し付けるようにすると、いい感じに焼けますよ。
余分な脂が出てきたら、キッチンペーパーで拭き取ります。最初は菜箸を使用していたのですが、トングがやりやすかったです。
作り方②蒸し焼きにする
鶏肉をひっくり返し、たまり醤油、酒、ザラメ糖、八角をフライパンへ。
八角を少し熱しただけで、一気にキッチンがアジアンな香りになりました!なんだか台湾の夜市を歩いているような気分。
そのまま蓋をして、約10分蒸し焼きにします。
作り方③粗熱をとってから盛り付ける
鶏肉をフライパンから取り出し、網の上で粗熱を取ります。
少し時間が経ったら、食べやすい大きさにカットし、お好みで先ほどの煮汁をかけたら完成です!
煮汁なしでもしっかり味がするので、複数人で食べる場合は小さな器に煮汁を分けておくのがおすすめ。
【実食】20分もあればできる簡単おかず
漬け込んでいないため、鶏肉に味が染み込むのか不安でしたが、ご飯が進む濃い味付けに仕上がりました!
濃いめの味付けでありながら、スーッと鼻から抜けていく八角の香りがいいアクセントに。後味がさっぱりしていて、くどくありません。
八角をおうちごはんで使うのは初めてで少しドキドキでしたが、特別な下処理などは必要なく、入れるだけなので楽ちん。料理に一癖をプラスしてくれて、ハマりそうです。
お肉はしっとりやわらかで、パクパク食べられます。家族でシェアしましたが、一瞬目を離した隙にお皿の中は空っぽ!
レシピでは2〜3人分とのことでしたが、これは倍量でもぺろりな予感です。
濃い味付けだったので、お弁当にもいいかもと思い、試しに持っていってみることに。
冷めても変わらぬおいしさで、鶏肉によくあるパサつきもほとんどありませんでした。予想通り、濃い味付けがお弁当にぴったり!
しかし、お弁当箱を開けた瞬間に八角の匂いがしたので、オフィスなど狭い密室でお弁当を食べる時は避けた方がいいかもしれません。
逆にピクニックや食堂など、屋外や広いスペースであれば問題ないと思います。
今回は鶏もも肉で作りましたが、手羽元や胸肉など他の部位でも挑戦したいです!
また、キャベツやチンゲン菜など、野菜を一緒に入れて作ったら、より満足感がアップしそうだなと思いました。
漬けおきなしでいつでも手軽に!
作るのにかかった時間は約20分でした。しかも、蒸し焼きにしている間は時々チェックするくらいで大丈夫。その間は他のことができて、忙しい日にもぴったりです!
初めてでもあっという間に完成したので、慣れたら15分ほどで作れそうですね。今度おかずに困ったら、「鶏肉の照り焼き」に挑戦してみませんか?