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夫「釣った魚にエサは不要!」結婚1カ月で豹変、黒幕は義母…!→サヨナラ嘘つき♡演技派家族をまとめて成敗!

私は35歳、老舗デパートに勤務しています。小さい頃からの夢だった接客業に携わり、毎日が充実の連続。笑顔でお客様を迎えるたび、この仕事を選んでよかったと心から思える日々を送っています。

学生時代からアルバイトをしていたほど、接客が大好きな私。周囲から「真面目すぎる」「恋愛する暇ないの?」と言われても、夢だったこのデパートで働けるだけで十分幸せでした。仕事に夢中になりすぎて「このまま一生独身でもいいかも」と本気で思っていたほどです。しかし、運命の出会いって本当に突然やってきたのです!

 

 甘え上手な後輩くんと、まさかのスピード婚!

ある日、5歳年下のイケメン・カケルが私の部下として中途入社してきました。緊張しながら挨拶してきた初日……それがすべての始まりでした。

 

真面目で優秀な姿が魅力的でプライベートでも会うように! 2人のときは甘え上手で優しい……思いやりのあるとても素敵なカケルに惹かれ気づけば交際、そして1年後にはスピード婚! 最初は「年下なんて考えられない」と思っていたけれど、彼の一途な想いと誠実さにどんどん惹かれていきました。

 

毎日お弁当を作ってくれたり、カケルが休みの日は職場に迎えに来てくれたり……「こんなに愛されていいのかな?」と、戸惑うほどの優しさでした。 職場のみんなも大喜びしてくれて、私は「この人となら一生幸せに暮らせる」と本気で信じていたのです。

 

 

 結婚1カ月で豹変!? 夫の本音にドン引き…

しかし結婚生活が始まると、カケルの態度は徐々に変わっていきました。 最初は「疲れてるのかな」と思えるような小さな変化。けれど、少しずつそれは確信に変わっていきました。

 

結婚して1カ月が経ったころ、「俺が洗濯するの?」「お前がやれよ」と文句ばかり! 結婚前に「家事はお互いに助けあうこと!」「相手を思いやる気持ちを忘れないこと!」と言っていたのに……。カケルから言い出した“助け合いルール”を完全に無視し、家事は丸投げ。 あんなに優しかった人が、どうしてこんなにも冷たくなるの? と最初は戸惑いとショックばかりでした。 しまいには「俺が休みの日に働くとか、意味わかんないんだけど」と、仕事に出かける私に嫌味を言うようにまでなり、休みの日は毎回外出して帰宅も遅くなり……。次第に私は、カケルの浮気を疑うようになっていきました。

 

そしてある日、我慢の限界に達した私は「結婚前のカケルと今のカケルじゃ180度違うわよ? まるで別人じゃない!」とカケルに言いました。するとカケルはニヤニヤしながら「釣った魚にエサは不要なんだよ!」と言い放ったのです。しかも、それはすべて義母の教えだと言い 「結婚までは優しくして釣り上げろ。釣ったらこっちのもん。家事も仕事もやらせて稼がせろってね! 母さんも父さんを釣り上げるために必死だったらしいぜ! 父さんはいまだに騙されたままだけどな!」とカケルは得意げに語りました。

 

私はこの言葉を聞き、「あの優しさは、ただの“エサ”だったの?」 そう思った瞬間、私の中で何かが完全に切れたのです。

 

姉が見抜いた“違和感”と、決定的な証拠!

怒りと失望が限界に達したそのとき、タイミングよく姉から電話がかかってきました。話をしている途中で姉が 「大丈夫? 何か我慢してるでしょ?」と言うのです。 姉は私の口調や返事のトーンに違和感を感じたと言うのです。

 

カケルの豹変ぶりを相談すると姉は「どんなことでもいいから、記録を取りなさい。言われた言葉や態度、ボイスレコーダーも使って」と、冷静にアドバイスをくれました。 実は私はすでに、カケルに不信感を持ち、念のため録音を始めていたのです。 さらに姉は独自に、カケルと義母の素行を調査。すると、浮気ではなかったものの、2人が共謀して私や義父をお金目的で利用していた証拠が次々と明らかになったのです。

 

姉が届けてくれたその調査資料と録音していた暴言を手に、私はカケルに離婚を突きつけました。「今日中に荷物まとめて出て行って!!」 驚いたカケルは逆ギレし、両親を呼び寄せて家に押しかけてきました。

 

逆ギレ夫と“演技派”義母、そして真実の大暴露!

怒りが収まらないカケルは「離婚したい理由を言ってみろよ!ただし、俺たちが納得する理由だぞ?!」と私に詰め寄ります。自分が悪いとは全く思っていない様子のカケルに腹が立った私は「離婚したい理由は、騙されていたことに気づいたからよ!」 冷静にそう言い放つと、カケルの顔が引きつりました。

 

続けて「私を釣るためだけに優しくしてたって、自分で言ったじゃない」と言いました。私の発言を聞いた義母がすぐさま援護に入り「結婚してすぐ離婚なんておかしいわ!なにかやましいことがあるんじゃないの?」と責め立ててきたのです。それに便乗して「さては男ができたんだろ!?慰謝料払え!」とカケルも参戦。

 

呆れた私は「親子そろって、最初から最後までお金のことしか考えてないのね」 と言い放ち、静かにボイスレコーダーの再生ボタンを押しました。 そこには、カケルの発言が克明に記録されていました。「釣った魚にエサは不要」「お前は金になるから結婚しただけ」「愛情なんて最初からない」「父さんなんて騙されたままだ」音声が流れるたびに、義父の顔がどんどん青ざめていきます。

 

さらに義母が義父の給料を使い込み、ホスト通いをしていること、ブランド品を買い漁っていることを暴露! 義父は「もう黙っていられない!離婚だ!金もすべて返してもらう!」と激怒! 義母はその場で泣き崩れ必死に謝ります。カケルも、「ご、ごめん!俺が悪かった!」と必死に謝罪してきましたが離婚することに。

ダブル離婚成立!その後

こうして私とカケルは正式に離婚。 カケルはデパート内での悪評が広がり、居づらくなって退職。 義母も義父にすべての不正を暴かれて離婚。今は、使い込んだお金を返すために、掛け持ちでパートをしているそうです。

 

 一方の私はというと、デパートのフロアに立ち、お客様と笑顔でやりとりする日常に、心からの充実を感じています。 恋も結婚も、きっとこれから先またご縁があるはず! そんな想いで、今日も私は仕事に励んでいます。

 

◇ ◇ ◇

 

人を利用して得た幸せは、決して本物ではありません。優しさや信頼を踏みにじってまで得たものには、必ず代償がついてくるもの。人の思いやりにつけ込み、自分だけ得をしようとする生き方は、いずれ周囲から見放されてしまうでしょう。ズルをせず、自分の足で幸せを掴み取りたいですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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