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不倫相手が妊娠「子どもと出て行け!」離婚を突きつけてきた夫→やったー!娘と喜んで出て行った結果!

私は夫と5歳の娘の3人家族。わが家は共働きなのですが、夫は家事も育児もすべて私任せ。そんな夫は、少々高級なマンションに住んでいることを自慢したいのか、たびたび友人を連れてきては夜中まで酒を飲んで大騒ぎ……。

 

私と娘の睡眠を妨害し、お酒やおつまみの準備まで要求してくる夫と友人たち。後片付けも当然のように私に押し付けてくるので、ストレスと疲労がたまる一方です。

 

ある金曜日の夜、夫はいつものように友人たちと家で朝まで飲み明かし、その後、外出したまま帰ってきませんでした。

 

夫は、休日になるとひとりで外出し、遅くまで帰ってこないことが頻繁にあります。しかも、そんな日の夜は、友人を家に連れてくることは決してないのです……。

 

 

疑念が確信に。娘の前で夫が衝撃の告白を

私と娘は、夫のあやしい行動に、「不倫をしているのでは?」と疑念を持ち始めました。しかし、これといった証拠もないので、夫を問い詰めることもできずにいたのですが、ついに、事件が起こったのです。

 

ある休日の午後。
珍しく早く帰宅した夫は、見知らぬ女性を連れていました。私と娘が驚いていると、夫の口からまさかの発言が飛び出したのです……。

 

「彼女は、俺の子を妊娠している」
私と娘の予感は的中していました。夫は私たちを裏切り、不倫をしていたのです。「俺は彼女と再婚して、この家に住む! お前は今すぐ子どもを連れて出ていけ!」と言う夫。

 

あまりにも身勝手でえらそうな発言に、私は怒りと驚きでぼう然。しかし、次の瞬間、娘が思いもよらぬ行動に出たのです!

 

「ママ、荷物まとめたよ!」
そう言って、娘はいつの間にか旅行用の大きなカバンを持ち、玄関に立っていました。「これで自由になれるね♪」と、出ていく気満々。

 

そんな娘を見て、私もすぐに荷物をまとめることにしました。私たちの予想外のリアクションに、夫も不倫相手も困惑。そんな2人の姿を横目に、私たちは「やったー!」と、大喜びで家を出ました。

 

 

娘との新生活がスタート!夫に反撃開始!

家を出た私たちはひとまず実家に戻り、その後すぐに新居を見つけて、引っ越しました。これからは、突然の来客で睡眠を妨害され、理不尽な要求に応える必要もない。そう考えると、新生活のスタートに胸がおどります。なにより、娘と楽しく過ごす時間が増えることがうれしい!

 

新居に家具や家電を搬入し終えた日。
娘と新生活を祝って食事をしていると、夫から電話がかかってきました。「これは一体どういうことだ! 家の中が空っぽじゃないか!」と、夫はかなり焦っている様子。

 

実は、私たちが住んでいたマンションの家具や家電のほとんどは、私が結婚前から使っていた物。私の持ち物なので、新居に持ってきたのです。

 

さらに、マンションの契約者も私でした。すでに退去の手続きも済ませたので、10日後には引き払う予定です。夫にそう伝えて、電話を切った私。夫が絶望する姿が目に浮かび、思わず娘とハイタッチして喜びました。

 

 

娘から痛快なひと言に絶望する夫

10日後、退去の立ち合いのため、娘とマンションへ向かうと、夫が待ち伏せしていました。私たちの姿を見つけるなり、土下座して謝罪を始める夫。「俺が悪かった! 不倫相手とは別れた! もう一度やり直そう!」と、あきれた発言を……。

 

どうやら不倫相手は、夫が立派なマンションに住んでいたことで、高収入だと勘違いしていたようで、実際の収入を知ったとたん、夫はあっさり振られてしまったそうです。

 

彼女が妊娠しているというのも、私たちを追い出すための真っ赤なウソでした。

 

「やり直すわけない!」
そう叫んだのは、なんと娘。私も娘に同意し、夫の謝罪を拒絶しました。さらに追い打ちをかけるように「パパなんかいらない。どっか行け」と、冷たく言い放った娘。

 

夫は何も言い返せず、逃げるようにその場から去っていきました。その後、無事に離婚が成立。以前のように家での飲み会ができなくなった夫ですが、いろいろな物を失ってしまったショックからか、連日飲みに出歩き、借金まで作ってしまったようです。

 

一方、私たちはというと、夫からの養育費はもちろん、不倫相手からも無事に慰謝料を受け取ることができました。娘とゆっくり向き合える時間も増えて、今はとても幸せに暮らしています。

 

◇ ◇ ◇

 

相手の負担を考えず、身勝手な行動を続けていては、愛想をつかされても仕方がないですね。不倫が発覚せずとも、遅かれ早かれ同じ結果になっていたのではないでしょうか。娘からのストレートな本音で、さすがに反省したかと思いきや、借金をして現実逃避とは……。別れて正解でしたね。これからは、母と娘2人で楽しく幸せに暮らしていけることを願うばかりです。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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