豆苗は根元ギリギリで切らないで!
豆苗を使うとき、どこで切り落としていますか?
豆苗の根元付近をよく見ると、新しい芽が生えていることに気付くはず。これは「脇芽(わきめ)」と呼ばれるもので、ここから新たに成長していきます。
そのため、「豆苗」国内シェアNo.1の村上農園さんによると、脇芽を切ってしまうと、成長に時間がかかってしまうそうです。豆苗を使うときは、根元ぎりぎりで切らずに、脇芽が2つあるあたりで切るのがポイント。
脇芽が見つからない場合は、種から少し離れた部分を切るようにしましょう。
切り取ったら、深さのある容器に豆苗の根を入れ、根が浸かる程度の水を加えます。毎日水を2回取り替えて、7〜10日すれば再収穫できますよ。
家庭での管理ではカビや雑菌が繁殖しやすいため、再生栽培した豆苗は加熱して食べるようにしましょう。
【レシピ】豆苗と卵2個でコレ作ろう!
ここからは、アサヒビール公式HP『ズバうま!おつまみレシピ』に掲載されていた「豆苗と卵のオイスター炒め〜簡単3stepおつまみ〜」に挑戦。
実は我が家では、豆苗と卵の炒め物をよくするのですが、もっと美味しくできるはずなのに、なんとなく味が決まらないことが多かったんです。
その理由は明確。適当な自己流だからです(笑)。
このレシピなら、作り方のポイントがわかりそうだと思い、チャレンジすることに。
アサヒビール公式「豆苗と卵のオイスター炒め〜簡単3stepおつまみ〜」の作り方
材料(2人分)
・豆苗…1袋(正味100g)
・卵…2個
・オイスターソース…小さじ2
・コショウ…少々
・ゴマ油…大さじ1(大さじ2/3と1/3に分けて使用)
作り方①豆苗を切る
豆苗は根元を切り落とし、3等分の長さにカットします。
作り方②卵を炒める
卵はあらかじめボウルに溶いておきましょう。
フライパンにゴマ油大さじ2/3を熱します。卵を入れて大きく混ぜながら中火で炒め、半熟状になったらお皿に取り出します。
なるほど。ここで一旦取り出しておくんですね。
作り方③豆苗を炒める
再びフライパンにゴマ油大さじ1/3を入れて熱します。
豆苗を加えて強火でさっと炒めたら、オイスターソースとコショウを加えて絡めましょう。
卵を戻し、火が通り過ぎないように軽く炒め合わせたら完成です。
好みにもよりますが、私は卵を戻してからすぐに火を止めました。余熱で混ぜ合わせると、ほどよくフワフワをキープしましたよ。
【実食】ふわシャキの絶品おつまみ
卵を一旦取り出したおかげで、調味料の色が卵に混じらず、きれいな黄色に仕上がりました。
いつもは調味料の色でちょっと茶色くなって見映えがよくないなーと思っていたので、こうすればよかったのかと勉強になります。
卵はフワフワ、豆苗はシャキシャキ。短時間で炒めたことによって、食感を保っています。
オイスターソースとコショウだけなのに、旨みがあって味もばっちり。ビールにはもちろん、ごはんのお供にもなります。
普段は中華だしやニンニク、唐辛子などいろいろ入れていましたが、もっとシンプルでよかったんですね。
オイスターソースの深い味わいが全体にしみ渡っていて、そのポテンシャルに驚きました。
常備はしているものの、あまり活用できていなかったことを反省。これからはオイスターソースをもっと使おうと思います。
豆苗ライフを充実させよう
まだまだ続く物価高。使ったあとも再生できる豆苗は、家計の救世主になるでしょう。
炒めるだけでなく、スープやおひたし、和え物など、いろいろな料理に活用できます。クセが少なく食べやすいので、子どもでもパクパク食べてくれるはず。
この機会に、豆苗をもっと活用して、美味しく節約してみませんか?