
久しぶりの長距離運転
動物園は自宅から車で2時間強ほどの距離にあり、早朝に出かければ日帰りも可能です。この日、夫は用事で不在のため、運転手は私しかいませんでした。
これまでも日帰りで長距離の運転をしたことはありましたが、それは出産前の話……。でも、日頃から運転はしているしなんとかなるだろうと日帰りで行くことを決めたのです。
私の母と、連休中にひとりで遊びに来ていた4歳の姪も一緒に出かけることになり、車は満員に。長い道のりでしたが、子どもたちも良い子にしていてくれました。
動物園を楽しみ、帰路についたものの…
高速道路を降りると予想以上の山道で苦労したものの、無事、動物園に到着。園内を楽しみ、暗くなる前に帰ろうと16時半ごろには帰路につきました。
自宅までのルートをナビに入れて出発! しかし、なかなか高速道路の入り口まで辿り着きません。
休憩のために寄ったコンビニでナビを確認すると、なんと私はボタンを押し間違え、一般道優先のルートを選択していたのです! 行きと同じような山道で気づきませんでした。
想定外のハプニング!私の選択は?
急いで高速道路へ向かいましたが、すでに周りが暗くなり始めていました。しばらくすると、あたりは真っ暗に。子どもたちも遊び疲れ、私も慣れない山道の運転で疲労を感じていました。
そこで私は安全を優先し、途中で高速道路を降りてホテルに宿泊することに。子どもたちの着替えは1組だけ持っていましたが、宿泊するには心もとない準備……。足りないものは、まだ営業していたドラッグストアで購入してなんとか1泊し、翌日、無事に帰宅しました。
予定外の1泊旅行になりましたが、子どもたちが「ホテル!」と喜んでくれたことに救われ、約2年たった今では良い思い出です。この一件以来、遠出の際は1泊できる備えを持って出かけています。目的地までの道のりやナビの設定も、事前に確認する習慣がつきました。
著者:奈月かおり/30代女性。2017年生まれの男の子のママ。若いころの経験を活かしておうち英語に奮闘中。現在は、チャイルドコーチングの勉強に励んでいる。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)