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バスの降車ボタンを押したいと娘が大号泣!運転手さんの斬新すぎる提案に乗客全員が騒然…その内容とは

娘が1歳になったばかりの頃。何にでも興味をもち、触りたい時期でした。ある日、商業施設に用事があり、自宅から15分ほどバスに乗ることに。そこで……。

「ボタンを押したい!」娘の大号泣に運転手さんが…

娘はバスに設置されている「降車ボタン」に興味津々で、手を伸ばしたり体をねじったりと、どうにかして押そうと必死。私はそのたびにボタンから遠ざけたり、椅子から少し立ってみたりと試行錯誤していました。

 

しかし、「押したい!」という気持ちは収まらず……ついに娘は大大大号泣。乗っているバスは1時間に2本しかなく、途中で降りたら次のバスまで30分近く待たなければいけません。乗客の中には冷たい視線を向ける人もいれば、「大丈夫?」と心配してくださる方もいましたが、「大丈夫です」と答えるのが精一杯で……どうしたらいいのか、とても焦りました。

 

そのとき、運転手さんがマイクで「ほとんどのバス停で乗る方がいるので、今日はいつでも降車ボタンを押して大丈夫ですよ」とやさしく声をかけてくださったのです。娘も初めて降車ボタンを押すことができて、満面の笑み。私も肩の力が抜け、心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

運転手さんへの感謝と同時に申し訳なさも感じていましたが、周りのお客さんたちから「押せてよかったわねぇ」などとやさしい声をかけていただき、本当にありがたかったです。それ以来、出かけるときにはおもちゃなど娘の気をそらせるものを持ち歩くようになりました。

 

◇ ◇ ◇

 

外出先で子どもが泣いたり、ぐずったりしたとき、やさしい声かけに助けられた経験がある方も多いのではないでしょうか。やさしさが連鎖して、子育てしやすい社会になっていくといいですよね。

 

著者:齊藤ちひろ/30代 女性・会社員。イヤイヤ期突入した1歳8ヶ月のパワフル娘の母。趣味は恋愛リアリティーショーを観ること。

イラスト:あやこさん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)

 

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