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2歳の息子が家の窓を開けて行方不明に「補強ロックには届かないのに、なんで!?」まさかの盲点とは…

2歳の息子が自宅の窓ガラスの鍵を難なく開けられるようになったので、安全対策のために補強ロックを設置しました。ところが、トイレに立ったほんのわずかの間に息子が姿を消してしまい……。

 

窓にロックを設置したのに…

これは息子が2歳だったときの話です。田舎の一軒家に住むわが家には、リビングに大きな窓があります。いたずら盛りの息子は、リビングの窓の鍵に興味津々。鍵をかけていてもすぐに開けてしまいます。メインのクレセント錠はもちろん、二重ロックや窓の下枠にある補助錠も開けられるようになっていました。気づかないうちに開錠されると、防犯面で好ましくありません。なにより、息子がひとりで外に出てしまう事態は絶対に防ぎたいところ。そこで、ガラスに両面テープで貼り付けるタイプの補強ロックを家中の窓に取り入れました。息子が触れないよう、窓の高い場所に設置します。

 

補強ロックを貼り付けてからおよそ3カ月が経ったある日。リビングで息子がテレビを見ている間に、私はトイレに立ちました。「窓の鍵は強化してあるし、大丈夫だろう」と思い、ほんの1~2分、息子から目を離しリビングに戻ると……。なんと息子がいません! 名前を呼びながら家中を探しましたが見つからず、返事もないのです。まさかと思いリビングの窓を確認すると、すべての鍵が開いているではありませんか。頼みの綱の補強ロックは、粘着面が剥がれて床に落ちていました。どうやら、息子が鍵を開けて窓をスライドさせた際に補強ロックに当たり、取れてしまったよう。

 

そうなると、息子は外に出てしまった可能性が高いのですが、ご丁寧に窓が閉まっていたので、即座に気がつきませんでした。焦ってリビングから庭に飛び出してみると、物陰で遊んでいる息子を発見! 幸い、息子には何事もありませんでした。わが家の立地は住宅街のため交通量は多くありませんが、敷地の目の前が道路なので本当に肝を冷やしました。

 

このヒヤリハットがあってから、補強ロックをサッシにはめ込むタイプに変更。専用の鍵がないと取り外せず、大人の力でもびくともしません。安全対策を見直すきっかけになったとともに、家の中でも子どもの動向にもっとアンテナを張っておこうと心に決めた出来事でした。
 

 

著者:中村仁香/30代・自営業。マイペースな8歳の息子と気が強い4歳の娘、夫婦の4人家族。ほぼワンオペ育児に奮闘中。ストレス解消のために、夕飯を作りながらのビールがやめられない。

 

作画:yoichigo

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年2月)

 

 

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