ホットケーキミックスで作るおしゃれ料理
NHK『きょうの料理』で伝説の家政婦・タサン志麻さんが「ツナとオリーブのケークサレ」のレシピを紹介していました。
ケークサレとは、フランス発祥のお惣菜ケーキのことであり、食事の際にパンの代わりにワインのお供に食べられています。
筆者も初めて作る料理で、うまくできるのか不安でしたが、生地を作ってオーブンで焼いたら完成するお手軽レシピ。おしゃれ料理に挑戦したい時にぴったりです!
タサン志麻さん「ツナとオリーブのケークサレ」のレシピ
材料(20×8×高さ6cmのパウンド型1台分)
・ホットケーキミックス…200g
・卵…1個
・牛乳…約1/2カップ(生地のかたさをみて調節)
・ツナ(缶詰・油漬け)…1缶(70~90g)
・黒オリーブ(種なし)…20個
・カマンベールチーズ(大)…1個(200g)
・バター…少々(表面加工のされていないパウンド型を使用する場合)
※スーパーでよく見かける「カマンベールチーズ」は1個90gしかないので、2個使いました。また、チーズはピザ用チーズやプロセスチーズなどお好みのものでOKとのことです。
それでは作ってみましょう!
作り方①下準備をして生地を作る
まずは下準備で、オーブンを200℃に温めます。このタイミングで予熱をスタートさせておくと焼くまでの工程がスムーズになりますよ。
また、表面加工のされていないパウンド型を使用する場合は、薄くバターを内側に塗ります。
筆者は表面加工ありのものでしたが、長年使っているので念のため、バターを塗りました。
下準備が完了したら、生地作りへ。
ホットケーキミックスと卵をボウルに入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。よく混ざったら、トロッとしてくるくらいまで少しずつ牛乳を入れていきます。
生地がトロトロと流れ落ちるくらいが目安。
加減が少し難しかったのですが、筆者は分量通り1/2カップ入れたところでちょうどいいかたさになりました。
ツナを缶汁ごと加え、さらに混ぜ合わせます。ツナは油ごと加えることで、しっとりとした仕上がりになるそう。
作り方②生地を型に流し入れる
パウンド型にオリーブを均等に並べて、先ほど作った生地を流し込みます。
チーズはひとくち大にちぎって、生地に埋め込みます。
あまり端っこにチーズを入れると焼いた時にパウンド型とくっついてしまい、外しづらかったため、少し内側に寄せるようなイメージで埋めるのがおすすめ。
作り方③オーブンで焼く
オーブン(200℃)で40~45分間焼きます。筆者は40分で挑戦してみました。
40分焼くと、表面がこんがりとした状態に!オーブンを開けた瞬間、ジューシーな香ばしさがブワッと広がります。
竹串を刺して、中まで焼けているかチェックします。竹串に生地がついてこなければOKです!
粗熱が取れたら、型から取り出して食べやすい大きさにカット。ケークサレの完成です。
【実食】おやつにもぴったりなお惣菜ケーキ
チーズの香ばしさとツナのまろやかな味わいが口いっぱいに広がります。ホットケーキミックスのほんのりとした甘さが、クセになり、あっという間に皿は空っぽに。
特にピザにパイナップルや、ポテトサラダにりんごなどのような甘じょっぱい味が好きな方はかなりハマる予感がします!
筆者も甘じょっぱい味付けが大好きなので、「食べ過ぎには注意しなきゃ!」と思いながら、2切れも食べてしまいました。
2切れ食べても飽きなかったのは、底部分に入っているオリーブのおかげ。味と食感のいいアクセントになっています。
個人的には、少しだけパサつきが気になったため、焼く時間はもう少し短くてもいいのかもしれません。
ホットケーキミックスで手軽におもてなし料理を
ちょっと難しい料理名ですが、作ってみるとタサン志麻さんらしい、楽ちんレシピでした!焼いている間は、手が空くので他の料理を作れるのもいいですね。
自宅で長らくお留守番しているホットケーキミックスがあったら、「ツナとオリーブのケークサレ」に挑戦してみてはいかがでしょうか?