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「私のお家!」自分の家だとわが家に入り浸る近所の子→親は何を?帰らない理由を聞くと…衝撃の事実が!

高校生の娘と夫と3人家族の私。最近、小学生の娘さんがいる3人家族がお隣に引っ越して来ました。旦那さんが単身赴任中で、ワンオペ育児で大変なんだと話していました。娘さんは小学校高学年ですが、まだ手がかかるそう。

私の夫は単身赴任ではないですが、仕事が忙しく帰りが遅いため、ひとりで育児をする心細さや大変さを知っています。そのため、「困ったときは助け合いましょう!」と声をかけたのですが、それがアダとなってしまい……。

 

お隣が引っ越してきてからというもの、小学生の娘さんが家の外で座り込んでいるのをたびたび見かけるようになったのです。あまりに頻繁にその光景を見かけるので、ご近所ではちょっとした噂になっています。

 

母親いわく、娘さんはおっちょこちょいで、よく鍵を持たずに出かけてしまうそう。そのため、仕事から帰ってくる母親を外で待っている、なんてことが今ままでも頻繁にあったのだとか……。

 

娘さんには日頃から注意しているそうなのですが、忘れっぽくて困っていると母親は言います。私は、小学生の女の子がひとりで外にいるのは危ないので、鍵を忘れてしまったときは、わが家で待ってはどうかと提案しました。

 

そして、私のこの提案が原因でちょっとしたいざこざが起きることに……。

 

 

長時間、わが家に居座るお隣の娘さん

最初はたまに来るくらいだったお隣の娘さん。しかし最近は、毎日のようにわが家を訪ねてくるようになりました。鍵があるときでもやってきて、長時間居座るようになってしまったのです。

 

おとなしく過ごしてくれるので、何ら問題はないのですが、自分の家に帰りたがらないのには何か事情があるのではないかと疑い始めた私。事情によっては、然るべき場所へ相談や報告をしなければならないと思い、「娘さんがなんでか帰りたくないようなのですが……」と、母親に連絡してみました。

 

すると、母親から「娘があなたのところに行っていてくれると助かる」と、思いもしなかった言葉が返ってきたのです。それから少し話をして、娘さんにひどいことをしているような様子はなさそうでしたが、私は母親の言葉に、なんだか違和感を覚えました。

 

しかし、わが家にも予定があります。特別な事情がないのなら、毎日来られては困ると私がやんわりと伝えると、自分から来ていいと言っておきながら迷惑だなんて言うのは話が違うと言われ、逆に責められてしまったのです。

 

当初の話では、鍵を忘れたときに限ってでしたが、最近ではほとんど毎日、娘さんがわが家にやって来ます。話が違うのは、こちらのほうなのですが……。

 

娘さんが鍵を持っていてもわが家に来るのには、やはり何か問題があるからなのではないかと心配になり、さしでがましいとは思いましたが、私は思い切って聞いてみたのです。すると、母親は「私に問題があると言っているのか!」と怒って、私のことを偽善者だと言って非難してきました。

 

私は、なぜそんなことを言われなければならないのかと思いながらも、とにかく翌日は用があるので預かれないと伝えると、なんと母親は、私が出かける前に娘さんがわが家に行けばいいと言い始めたのです。

 

わが家によその家の娘さんを置いて出かけるなんて、そんな無責任なことはできません。そう断ったのですが……。

 

 

娘さんが語った衝撃の事実に絶句…

案の定、翌日は私が出かける前にわが家にやって来たお隣の娘さん。私は今日は無理だと断りますが、いさせてほしいと泣きながら懇願する娘さん。帰らせようにもお隣の母親は家にいません。

 

仕方なく私は、夫に出かける時間を遅らせてもらい、お隣の娘さんを見ていてもらうよう頼み、外出しました。できる限り早く用を済ませ、帰る前に私が娘さんに連絡すると、まだわが家にいると返ってきました。
 

「ずっとおばちゃん家にいるの?」
「お家に帰らなくていいの?」

私からの質問に、なんて返そうかと考え込んだのか、数分後に返信が来ました。

 

「私のお家はここなの!」
どういうこと……? 私はよく意味がわかりませんでした。

 

「え?」

なぜわが家を自分の家だと言っているのかはわかりませんが、何か事情があることだけは確か……。帰って娘さんに詳しく話を聞くと、どうやら母親が、不倫相手をたびたび家に連れ込み情事にふけっているようなのです。

 

その様子を見たくない娘さんは、不倫相手が帰るまでの間、毎日のようにわが家に避難していたのです。父親には言うなと母親から口止めされているようで、「お父さんには内緒だから我慢してたけど、おばちゃんが来ていいって言ってくれたから……」と話す娘さん。

 

あまりにひどい話で私は怒りが抑えられませんでした。「おばちゃんを困らせているとわかっていたけど、ごめんなさい……」と小さな声で謝られて、胸が締め付けられる思いでした。

 

自分にできることを精一杯やろうと心に決め、まず母親と話そうとした私でしたが、娘さんから「今は行っちゃダメ!」と引き止められたのです。娘さんの反応からして、きっと今、不倫相手が家にいるのだろうと思った私は、お隣へ……。

 

 

家族崩壊の瞬間を目撃、衝撃の結末

私が玄関を出ると、母親と旦那さんではない男性が腕を組みながら家の中へ入って行くところでした。隣人に子どもを預けて、不倫を楽しんでいるだなんて、あきれて言葉を失います。

 

私に声をかけられ、焦る母親。どう言う状況かと説明を求めた私に逆ギレした母親は、「もうあんたん家に行かせなければいいんでしょ!」と言って、話を打ち切ろうとしました。しかし、そうはさせません……。

 

私は母親が不倫相手を家に連れ込む様子を撮影し、旦那さんに連絡。もちろん、娘さんから聞いた話も旦那さんに先ほどすべて伝えました。そして今、旦那さんは車を飛ばして、こちらに向かっています。不倫にも頭にきていたようですが、娘さんを傷つけたことに対して、旦那さんはひどく怒っていました。

 

そうして、とんでもない修羅場の後、お隣夫婦は離婚することになりました。娘さんの心のケアを第一に、父親は転職して実家に戻り、今は娘さんとご両親と4人で幸せに暮らしているそうです。

 

母親のほうもすぐに引っ越していき、今はどこでどんな暮らしをしているのかわかりません。つらい経験をした娘さんが、この先、幸せに暮らしていけることを願っています。

 

◇ ◇ ◇

 

娘さんの心の傷にお隣さんが気がついてくれて本当に良かったですね。小学校高学年とはいえ、まだまだ手のかかる年齢です。働きながらひとりで家事と育児に追われ、癒しや救いを求めたくなってしまったのかもしれませんが、母親がしたことは決して許されることではありませんね。忘れることはできずとも、父親と暮らせるようになって、娘さんの心の傷が少しでも癒えることを願うばかりです。

 

 

【取材時期:2025年4月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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