座席の後ろには怖そうな男性→騒ぐ息子に困っていると意外な行動に…!?
夫の実家は現在住んでいるところから遠いため、飛行機を利用して帰省します。息子は当時、幼稚園児だったのですが、物心ついてから初めての飛行機だったので緊張していたようです。
私たちが乗った座席の後ろには、派手めで少し怖そうな20代前半ぐらいの男性が座りました。離陸後、息子は少し興奮し、声も大きくなっていってしまい焦った私。大きな声を出す度に、私か夫が注意していました。途中、私はトイレに行きたくなり、席を離れました。息子には「静かにしているように」と言い聞かせて、席を立ちました。そしてできるだけ急いでトイレから席に戻ると……。
なんと、後ろの派手めな男性と息子が遊んでいたのです。息子は私の席に移動し、後ろを振り向いて、何やら2人でじゃんけんをしたり、あっち向いてホイなどをしたりして笑っていました。ふと見ると、夫は寝ており、完全に2人の世界でした。男性は息子が大きな声を出すときちんと「しーっ」と注意をしてくださり、そしてまた息子もなぜか聞き分けもよく小声になり、少しの間ではありましたが本当にありがたく思いました。
お礼を伝えると、「とても楽しかったです」と答えてくれた男性。さらに着陸後には息子にお菓子までくれました。
改めてお礼を伝えると、「お子さんは何歳ですか?」と男性。4歳と伝えると、「すごくかわいくて僕も本当に楽しかったです」と答えてくれました。見た目が派手だったことで、まさか子どもにこんなにやさしくしてくださるとは思っていなかった私。人を見かけで決めてはいけないと感じたのと同時に、他人の温かさに心が和んだ出来事でした。
著者:咲山犬子/30代・女性/小学1年生を育てる母親で現在は専業主婦。趣味はネットフリックスの海外ドラマ鑑賞
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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飛行機内でずっと静かし過ごすことは、子どもにはなかなか難しいものですよね。そんな時の周りの方のさりげない優しさが身に染みますね。怖そうな方だと思っていたら、実はとても親切な方だったというのも微笑ましいです。息子さんも機内での楽しい思い出ができてよかったですね。
続いてのお話も、飛行機での帰省中のエピソードです。機内で子どもが泣き出してしまったという経験、あなたもありませんか?
飛行機で子どもが大泣きに→隣の席のご婦人の言葉にママ感動!
実家が遠方のため、帰省のときは飛行機を使います。月齢の低いうちは寝ることが多く、少し泣いたとしても落ち着かせることができていました。1歳を過ぎて動きが活発になってくると、機内で退屈しないようにおもちゃやお菓子を持っていくように。
ある日のフライトで息子がちょっとぐずり、泣いてしまったことがありました。周りの人に申し訳ないと思い、帰り際に声をかけようと思っていたところ……。横の席のご婦人が「頑張ったね〜!お利口にしてて偉かったね!」と息子に声をかけてくださいました。
迷惑をかけて申し訳ないという気持ちだったので、その一言に救われました。そして、息子に対して「頑張ってくれてありがとう」という気持ちに。それから移動が長いときは「頑張ったね!」の気持ちをもってお出かけしています。
著者:山田ハナコ/1歳の子どもを育てるママ。もうすぐ第2子を出産予定。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子どもと公共の交通機関を利用した際、泣かないかドキドキした経験がある方も多いのではないでしょうか。機内や車内で子どもが泣き出すと焦ることも多いですが、「この子も頑張ってる!」と思えると、心に少し余裕ができそうですね。ご婦人の言葉は、お子さんだけでなくママの心も軽くしてくれるような言葉掛けでしたね。
最後のお話は、飛行機内で起こったまさかのハプニングのお話です。初めての子連れでの飛行機。準備はばっちりだったはずが……!?
初めての子連れ飛行機→事前に準備していたはずが想定外のトラブルに!?
長女が1歳になったころ、夫の地元へ帰省することになりました。義実家は遠方のため飛行機での移動です。娘は初めての飛行機移動になるので、快適に過ごせるか、周囲の方へ迷惑をかけることがないか、事前にさまざまなことを想像して準備を進めました。 そして準備万全! 忘れ物もないことを何度も確認し、いざ出発!
無事に搭乗し、2時間のフライトが始まりました。育児用ミルクも飲んだし、おむつも替えた! おもちゃや絵本もあるし、なんでも来い!というような心境の私。さっそく、娘がお気に入りの光るおもちゃをつかみました。このおもちゃ、電源がありスイッチを入れると光るのですが、なぜか光らない……。いろいろと試しても光らず、おそらく電池切れ! ここまで順調に進んでいたのに、娘は泣いてしまいました。
一度泣き始めた娘は、他のおもちゃを見てもなかなか泣き止みません。夫とともにあやし、なんとか落ち着きましたが、ヒヤヒヤしました。着陸したあと、すぐに電池を買いに行ったのでした 。
準備は万全だと思っていたのですが、まさか電池切れとは……。このときは娘が落ち着いてくれたのでよかったですが、その後の旅行の際には、事前におもちゃなどの電池を交換するということがリストとして追加されました。どんなときも、起こり得るピンチを想像して行動するべきだと思わされた出来事でした。
監修:助産師/松田玲子
著者:高山ななみ/10歳、8歳、5歳、3歳の4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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初めて子どもを連れての飛行機。きっとママやパパは、いろいろなことを想定して事前にしっかり準備していたはず。それでも、予期せぬハプニングが起こってしまうと、やっぱりヒヤヒヤしますよね。娘さんがなんとか落ち着いてくれて、本当によかったです。
いかがでしたか?今回は、飛行機内で起こったエピソードをご紹介しました。大人だけで乗るときとは違い、子どもを連れての飛行機は、まさにハプニングの連続。それでも、ママたちが事前にたくさんのことを想定して準備している姿が伝わってくるエピソードばかりでしたね。長距離での移動は大変なことも多いですが、そんな時間も含めて、帰省や旅行を家族みんなで楽しい思い出にしてほしいなと思います。