賞味期限切れで中身を捨てようとしたら…
トイレなどは使用するときにこっそり掃除していましたが、台所は立ち入りNG。義母に嫌がられ、どうすることもできませんでした。子どもが生まれて義実家へ行くことが増えると、冷蔵庫を開けることは許されるようになりました。しかし、この冷蔵庫の中がカオスだったのです。
買ってきたものや食べ残しを、とりあえず冷蔵庫にしまう義母。背が低いので下の段は出し入れが頻繁ですが、上の方に入れた物は手つかずのまま放置され、賞味期限が切れてもそのままの状態。
あまりに酷かったので、ジュースをこぼしたふりをして冷蔵庫内を拭いていると、お菓子の缶が出てきました。缶に貼られたシールの賞味期限を見ると、とっくに過ぎています。中身を捨てようと開けたところ……そこには小銭やお札がぎっしり。どうやら義母のへそくりだったようです。
義父は昔気質の人だったので台所に入ることはなかったのでしょう。義母にとって、冷蔵庫は一番安全な隠し場所だったのだと思います。夫は義母の冷蔵庫貯金の存在を知っていたようで、「たばこ代の小銭が足りないとき、勝手に出し入れしてたよ」とのこと。へそくりのようでへそくりではなかったことが判明し、義母にも伝えて笑い話になりました。
著者:井上 藍/40代 女性・パート。2児の母。義母とは同居しておらず、定期的に通っている。
イラスト:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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